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“怪物”封印のパリSGがCL逆転8強入り! ネイマール&ベルナト弾でドルトムント破る

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パリSGが準々決勝へ

[3.11 欧州CL決勝T1回戦 パリSG 2-0 ドルトムント]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は11日、決勝トーナメント1回戦第2戦を行った。パリSG(フランス)はホームでドルトムント(ドイツ)と対戦し、2ー0で勝利。第1戦は1-2で敗れたが、2試合合計3ー2で逆転し、ベスト8進出を決めた。

 第1戦はドルトムントの“怪物”19歳FWアーリング・ハーランドが躍動。圧倒的な力で2得点を奪い、第1戦を2-1で勝利した。第2戦でも3-4-3の最前線で起用されている。一方、敗れたパリSGだが貴重なアウェーゴールを奪取。4-4-2の布陣で前線にはFWエディンソン・カバーニ、FWパブロ・サラビアを配置し、2列目にはFWネイマールとMFアンヘル・ディ・マリアを起用する。新型コロナウイルスの影響で無観客試合となった本拠地での第2戦で逆襲を狙った。

 無観客の静寂に包まれたスタジアムで、両者は淡々とゴールを狙う。ペースを握ったのはパリSG。前半28分、ディ・マリアが右CKを蹴ると、ゴール前のネイマールが頭で押し込み、先制点を奪う。パリSGはDFプレスネル・キンペンベとDFマルキーニョスが最終ラインに君臨。ドルトムントの高速カウンターを危なげなく封じた。

 パリSGは前半アディショナルタイム1分過ぎにショートカウンター。中盤でネイマールからディ・マリア、サラビアへとパスが渡る。PA右からサラビアがグラウンダーのクロスを上げると、ニアサイドのDFファン・ベルナトがワンタッチでゴールに流し込んだ。パリSGが2-0と点差を広げ、2試合合計でも3-2と逆転に成功。最高の形で前半を折り返した。

 パリSGは後半に入っても試合を支配。特に守備陣は目を見張る奮闘を見せ、ドルトムントの攻撃陣に決定的な仕事をさせない。後半18分にはサラビアに代え、体調不調でベンチスタートとなったFWキリアン・ムバッペを投入。攻撃に厚みを持たせ、カウンターからの追撃を狙った。

 焦るドルトムントだが、パリSGの堅守を打ち破れず。後半44分にはMFエムレ・カンが一発退場となり、そのまま試合終了。パリSGは第1戦を落としたものの、ホームでの第2戦を2-0で制し、2試合合計3-2で準々決勝へと駒を進めた。

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