beacon

また決めたイガロ、スールシャールの心を鷲掴みに「彼が一番すばらしいのは…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

技あり先制弾を挙げたFWオディオン・イガロ

 マンチェスター・ユナイテッドは12日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦第1戦でLASKリンツ(オーストリア)と対戦し、5-0で完勝をおさめた。技ありの先制弾を挙げたナイジェリア代表FWオディオン・イガロをオーレ・グンナー・スールシャール監督が称えている。『BBC』が伝えた。

 前半28分、MFブルーノ・フェルナンデスからのパスをペナルティーアーク内で受けたイガロはリフティングをするように右足、左足、右足と巧みにボールをコントロールすると、左足ハーフボレーで豪快な先制ゴールを叩き込んだ。この一撃を皮切りに計5ゴールを挙げたユナイテッドが白星を飾っている。

 5日のFAカップ(国内杯)5回戦ダービー・カウンティ戦でも2ゴールを挙げ、チームを8強に導いたイガロ。今冬、上海申花からシーズン終了までの期限付き移籍で加入すると、当初は獲得に批判の声も上がったが、指揮官からの信頼は日増しに高まっている。スールシャールは「オディオンはここにきてから本当に良い仕事をしてくれた。彼はとても楽しんでいる」と活躍に賛辞を送った。

「彼はさらによくなるだろう。彼が今日見せたクオリティこそ、私たちが必要としていたものだ。そしてそれは次のシーズンでも必要になる。どうなるか楽しみだ」

「ボールを収めるのもうまいから、他の選手は彼にボールを預けることができる。彼はつなぐこともうまい。だがおそらく一番すばらしいのは彼の人格だ。つまりすべてを兼ね揃えているんだ」

「3回触ったあと、4タッチ目でシュートを決めた。すべてのボールタッチが見事だったが、スペースを生み出すために彼はそうしなければならなかったんだ。だがあの一撃はハーフボレーだ。見事なタイミングだったよ。あのゴールを止めることができるのは誰もいないだろう。あのゴールは誰であろうと誇っていい」

●ヨーロッパリーグ(EL)19-20特集
●海外組ガイド
●日本人選手の活躍をチェック!!“初月無料”DAZN独占配信

TOP