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久保建英が今季終了待たずにレアル帰還? 地元紙懸念「彼らは不可欠」

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共にローン移籍中のFWクチョ・エルナンデスとMF久保建英

 ようやくマジョルカの中心選手となりつつあるMF久保建英だが、シーズン終了まで在籍し続けられるかが不透明となっているようだ。地元紙『ディアリオ・デ・マジョルカ』が伝えている。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、欧州サッカー界では次々と各国リーグ戦の開催が先送りとなっている。すでに欧州選手権(EURO)の延期も決まっており、リーグ戦を完了させようとした場合に夏までずれ込むのは明らか。そこで浮上するのが契約の問題だ。

 通常、今季限りで契約期間を終える選手は6月30日までの契約書をかわしている。マジョルカではレアル・マドリーからローン移籍中の久保を筆頭に、同じくワトフォードからローン移籍のFWクチョ・エルナンデス、セビージャからローン移籍のMFアレハンドロ・ポソ、短期契約中のMFキ・ソンヨンら8選手がこれにあたる。

 もしシーズン閉幕が7月までずれ込んだ場合、現状の契約では彼らはプレーを続けることができない。記事では特に久保とクチョのケースを挙げて「非常に悪い話だ」と深刻さを強調。「彼らはビセンテ・モレノ監督が選ぶスターティングイレブンの不可欠な2人であり、近頃ではフィールドでの良い関係性とチーム内での重要性を示している」と不在の懸念を伝えている。

 またマジョルカは他のクラブにも8選手を貸し出しており、彼らの処遇についても同様だ。国際サッカー連盟(FIFA)は18日、移籍ウインドーの一時的制度改定に取り組むという声明を発表。だが、もし契約の一時延長が認められないとなると、1部残留を争うマジョルカへの大きな悪影響は避けられない。

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