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レアル、ジダン念願のポグバ獲得をついに実現か…スペイン紙が報じる三つの要因とは?

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マンチェスター・ユナイテッドMFポール・ポグバ

 レアル・マドリーが今夏、ジネディーヌ・ジダン監督の念願であるマンチェスター・ユナイテッドMFポール・ポグバの獲得をついに実現するのかもしれない。6日付のスペイン『アス』が1面で報じている。

 ジダン監督が切望しながらも、ユナイテッドの断固として放出を拒否する姿勢、それに伴う高額な移籍金によって実現の糸口が見えないでいたマドリーのポグバ獲得。しかしながら今夏こそ、これまでと違う結末を迎えるのかもしれない。『アス』は、そうなる可能性として、3つの要因を挙げている。

 まず一つ目の要因は、ポグバ本人がマドリー移籍を希望していること。同紙曰くポグバの関係者は、このフランス代表MFが古巣ユベントスへの移籍やマンチェスター・ユナイテッドとの契約延長より、マドリー移籍を優先していると話しているようだ。ポグバとユナイテッドとの契約は2021年までとなっているが、ユナイテッドは一方的にその契約を1年延長できるが、ポグバの関係者は「そんなことをしても、ただ選手を怒らせるだけだ」と語っているという。

 二つ目の要因は、新型コロナウイルスの感染拡大によって、移籍市場が下落していること。ユナイテッドは、今夏にポグバを売却する場合には移籍金1億ユーロを要求するとみられていたが、新型コロナウイルスの影響、さらには負傷続きのポグバが今季8試合しか出場していないことで、同選手の市場価値は1億ユーロを大きく下回ることが予想されるようだ。

 そして最後の要因は、ポグバの代理人ミノ・ライオラ氏。同氏は昨夏、自身の顧客であるパリ・サンジェルマンGKアルフォンソ・アレオラをマドリーにレンタル移籍させ、これまでは決して良好とは言えなかったマドリーとの関係を深めている。そして現在、ポグバのようなワールドクラスの選手をマドリーに連れて行く野心を抱えているとのことだ。

 ただパンデミック下にある現在は、マドリーとライオラ氏のどちらも「市場はすべて止まっている」と、先読みができないことを強調している模様。それでも『アス』は、以上の3つの要因から、マドリーにとって「ポグバにかつてないほど近づいている」と主張している。

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