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今年の尚志はCBが充実。選手権で先発のDF神林翼は左足フィード、空中戦をレベルアップ

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尚志高CB神林翼は今年、全国制覇を目標に掲げる。(写真は19年インターハイ。写真協力=高校サッカー年鑑)

[2020シーズンへ向けて](※尚志高の協力により、アンケート形式で取材をさせて頂いています)

 今年の尚志高(福島)はCBのポジションが充実している印象だ。いち早く注目されていたDF渡邉光陽(3年)とU-17日本代表に初選出された「大器」チェイス・アンリ(2年)に加え、4強入りした昨年のインターハイで全試合に先発出場した180cmCB瀬齊駿登(3年)、そしてインターハイ準決勝と選手権全国初戦で先発出場した181cmCB神林翼(3年)と全国レベルのCBが複数いる。

 昨年、期待に応える形で台頭してきた長身DF神林はプレミアリーグ残留を懸けた終盤4試合に先発出場。そこでチャンスを掴んだ神林は、PK戦で敗れた選手権初戦・徳島市立高(徳島)でも得点を許さなかった。

 この1年間で、「左足でのロングフィードの質。ディフェンス時のヘディングの強さ」で成長したという手応え。左足のフィードについてはアンリや山形入りを決めたFW阿部要門(3年)にも負けない自信がある。

 球際での激しい当たりでボールを奪うDFは、憧れの選手にリバプールのCBフィルヒル・ファン・ダイクやレアル・マドリーのCBセルヒオ・ラモスの名を挙げる。「理由は身体能力がとても高く、アグレッシブな守備が凄いと思うからです」。尚志のCB争いは非常に激しいが、その中で力を磨いて、彼らのようにチームを勝たせるDFになる。

 新型コロナウィルス感染拡大の影響で公式戦開幕の見通しが立っていない状況。神林は「いつ始まるか分からないので、試合に向けてのモチベーションの上げ方が難しい」と明かす。それでも、攻守でチームに貢献できるように、公式戦が行えないこの時期に、課題と向き合ってビルドアップ向上などに取り組んでいる。

 今年の目標については、「自分自身としては試合に出場できるようにしたい。チームとしては全国制覇です」とコメント。昨年の全国大会では先発出場した試合で好守を見せたものの、白星に繋げることができなかった。それだけに、今年は一つでも多くの勝利、そして全国制覇に貢献する。

(取材・文 吉田太郎)

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