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メッシでもC・ロナウドでもない…モウリーニョ「彼を超える選手はいない」

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FWリオネル・メッシジョゼ・モウリーニョ監督、FWクリスティアーノ・ロナウド

 トッテナムジョゼ・モウリーニョ監督が史上最高の選手として考えているのは、バルセロナFWリオネル・メッシでもユベントスFWクリスティアーノ・ロナウドでもなかった。英紙『ミラー』が伝えた。

 08年から10年間、メッシとC・ロナウドが5度ずつバロンドールを受賞してきたように、アルゼンチン代表FWとポルトガル代表FWがサッカー界の“二大巨頭”として君臨し続けている(18年にルカ・モドリッチがバロンドールを受賞するも、19年にはメッシが再び受賞)。しかし、モウリーニョ監督が史上最高の選手として名前を挙げたのは、メッシでもC・ロナウドでもなく、元ブラジル代表FWのロナウド氏だった。

 96-97シーズンにバルセロナのアシスタントコーチに就任したモウリーニョ監督は、同時期にPSVから加入したロナウド氏のプレーを見て強い衝撃を受けたという。『ライブ・スコア』に語った。

「ロナウドだ。メッシやクリスティアーノ・ロナウドは彼より長いキャリアを歩んでいるし、彼らはここ15年、常にトップだった。しかし、厳密に才能やスキルという観点だけで言えば、ロナウドを超える選手はいない。彼がバルセロナでボビー・ロブソン(監督)と一緒にやっていた頃、今まで見た中で最高の選手だと思ったよ」

 ロナウド氏はバルセロナ加入初年度で37試合34得点を記録し、リーガ・エスパニョーラの得点王に輝くと、翌シーズンに移籍したインテルでもゴールを量産。その後はケガに泣かされたものの、02年日韓W杯で8得点を奪って母国を世界一へと導き、自らは得点王に。そして、02-03シーズンに加入したレアル・マドリーでも、03-04シーズンに32試合24得点を記録して得点王に輝いた。

 モウリーニョ監督は「ケガがなければ、もっと信じられないようなキャリアを歩んでいたかもしれないね。でも、19歳のときのロナウドが持っていたものは信じられないものだった」と語っている。

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