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元フランス代表DFが母国の新旧W杯王者を比較「98年は突然変異体の選手がいた」

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1998年の優勝メンバーであるビセンテ・リザラズ氏(3番)

 元フランス代表DFのビセンテ・リザラズ氏が世界王者に輝いた1998年と2018年の自国チームを比較した。スペイン『アス』が伝えている。

 フランスは2018年ロシアW杯で自国開催の1998年フランスW杯以来、20年ぶり2度目の大会制覇を果たした。新旧どちらの王者にも共通していたのは、堅実な守備をベースに1998年はジネディーヌ・ジダン氏、2018年はFWキリアン・ムバッペといった個のタレントが攻撃で輝きを見せた点だ。

 初優勝時に左サイドバックの主力として貢献したリザラズ氏は、フランス『レキップ』のインタビューに応じ、両チームについて自身の見解を述べている。

「1998年はディフェンスが強く、経験も豊富だった。ジネディーヌ・ジダンのようなミュータント(突然変異体)もいたね。私の観点から言うと、こちらの攻撃での潜在能力の方がより重要だったと思う。このような他の世代のチームとの比較は嫌いだけどね」

 一方、1998年の盟友であるディディエ・デシャン監督が率いたチームに関して「2018年のW杯はアルゼンチンとの試合(4-3で打ち合いを制した決勝トーナメント1回戦)で感情を揺さぶられた。決勝と一緒に語るべき最も美しいゲームだったよ。ムバッペがアルゼンチンの守備をズタズタに切り裂いた。そしてファイナルは気持ちが入ったモチベーションの高い試合だった」と称賛の言葉を送った。

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