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バイエルンは再開初戦で昇格組に挑む…指揮官「サッカーのクオリティだけではうまくいかないだろう」

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バイエルンが再開初戦に臨む

 バイエルンは17日にブンデスリーガ第26節でウニオン・ベルリンと対戦。ドイツ王者が8連覇を目指す。

 新型コロナウイルスの影響で3月半ばから中断していたブンデスリーガがいよいよ再開。16日からリーグ戦はリスタートを切り、ドルトムントが4-0で勝利を収めて首位バイエルンに勝ち点1差と迫っている。王者は再開初戦でウニオン・ベルリンと対戦。クラブ公式サイトでは、選手や監督が意気込みを伝えている。

 チームの大黒柱であるFWトーマス・ミュラーは「この数日間、どれほどの感情とエモーションをトレーニングマッチにおいてすら僕らが膨らませたことか。そこに定期的な対戦へ向けた、僕らの渇望がみてとれるよ」と再会の喜びを語った。一方、昨秋にチームを再起させたハンジ・フリック監督は会見で意気込む。「残り9節、パワーを求められるシーズンだ。この状況に我々がいち早く馴染み、自らの持つクオリティを示すことができるよう願っている」とロケットリスタートを狙っている。

 バイエルンは今節帯同しない選手も多い。昨秋に左膝の前十字靭帯を断裂したDFニクラス・ズーレや、くるぶしの手術を行ったMFコランタン・トリッソ、足首の手術を行ったMFフィリペ・コウチーニョはメンバー外に。一方で、負傷から復帰を果たしたFWロベルト・レバンドフスキやFWイバン・ペリシッチ、FWキングスレイ・コマンらは出場加納となっている。

 フリック監督は昇格組であるウニオン・ベルリンにも油断はない。「我々を待ち構えるのはゴールを一直線に目指すアグレッシブなチームだ。我々はそれに対抗せねばならない」と冷静に分析。「サッカーのクオリティだけではうまくいかないだろう。精神力を発揮し、デュエルを受けて立つ必要がある」と真っ向から戦う姿勢を見せている。

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