パリSGとの契約が間もなく満了となるエディンソン・カバーニに、セリエA帰還の話があるようだ。

　イタリア各クラブの動向に精通している著名ジャーナリスト、『Sky Sport Italia』などに寄稿しているジャンルカ・ディ・マルツィオ氏は「アントニオ・コンテのターゲットとして、カバーニはメインとなっている」と主張している。

「ナポリの(ドリース)メルテンスを狙っていたインテルだったが、契約更新でのナポリ残留が有力となった。そこでインテルは自由契約で補強できるFWとしてカバーニに照準を定めたようだ」

　今季はインテルからのレンタルでPSGに加わっているマウロ・イカルディにポジションを奪われベンチの時間が多くなり、22試合3ゴール7アシストの成績に留まっていたカバーニ。

　イカルディは、1年間のレンタルが終わるとともにPSGからインテルにレンタルバックとなることが濃厚とに見られるが、イカルディはインテル首脳陣と何度も激突したことから、来季は再放出される見通しとされる。また、インテルFWラウタロ・マルティネスのバルセロナ行きの話が浮上しており、ラウタロの穴埋め役としてインテルはカバーニに関心を示しているとの見方もある。

　かつて、カバーニは2007年～2010年までパレルモで、2010年～2013年までナポリでプレーした経歴を持つ。果たして20-21シーズンから8季ぶりのセリエA帰還となるのだろうか。

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