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新型コロナで不謹慎発言…出場停止処分のトッテナムMFデレ・アリ「友人に裏切られた」

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新型コロナに関する不謹慎な発言をしていたMFデレ・アリ

 イングランド・サッカー協会(FA)はトッテナムのイングランド代表MFデレ・アリに対し、1試合の出場停止と5万ポンド(約670万円)の罰金、勉強会への出席の処分を下した。11日、英『BBC』や『ミラー』が伝えている。

 アリの処分は2月6日の人種差別行動によるもの。アリは自身のSNS上で新型コロナウイルスとアジア人の関連を連想させる動画を投稿。空港のラウンジでマスクを着用しているアリが、アジア人男性を映した後に消毒液を映し、「コロナだ」とコメントしていた。動画は直後に削除されたが、物議を醸していた。

 FAはアリに対して1試合の出場停止処分と5万ポンド(約670万円)の罰金処分を下し、これによりアリは今月19日のプレミアリーグ第30節・マンチェスター・U戦に出場できなくなった。

 聴聞会でアリは反省の弁を述べつつ、削除した投稿をメディアに売り込んだ友人に「裏切られた」とコメント。しかし自身の行いが人種差別的な意味合いを含んでいなかったことを強調している。

「私の行動によって引き起こされたいかなる違反についても改めてお詫び申し上げます。猛威を振るったウイルスについて、非常に不十分な判断による冗談でした」

「私はあらゆる人種差別を軽蔑しています。FAが私の行動を人種差別主義によるものではなかったと判断したことに感謝します。私たちは自身の使用する言葉や行動を、他人がどのように感じるかを注意していかないといけません」

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