ついにJリーグの再開&開幕日程が発表され、各クラブのファン・サポーターの盛り上がりが加速する中、J2ツエーゲン金沢が、ユニークな観戦プランを発売している。アウェー(ビジター)クラブのサポーターが試合中継を見て応援しながら、現地に行った気分も楽しめるという「エア遠征プラン」[詳細はコチラ]だ。

　当面は無観客での開催となることから、試合会場のスタンドに顔写真付きのパネルを置き、ホームクラブを応援してもらうアイディアは、複数のJクラブが企画している。だが金沢はこの対象を、アウェーサポーターにも拡大。石川県の特産品を自宅で味わいながら、DAZN中継で敵地に乗り込んでいるクラブを応援することで、アウェーへの応援ツアー気分を味わってもらう、というものだ。

　申し込みは1口1万1000円(税込)、各クラブ(各試合)500人限定で、各試合の10日前までに申し込む。申し込み時に送付する顔写真(愛犬、ぬいぐるみでもOK)でダンボール製の『魂身(こんしん)サポーター』が製作され、試合日にアウェー側サポーター席に設置されるほか、5000円相当の石川県の特産品7品の中から1品を選択すると、指定場所に発送される。試合日に特産品を堪能しながらDAZN中継を見て応援すれば、アウェーへの『エア遠征』を堪能できるはずだ。

　新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、石川県の基幹産業の一つである観光産業が大きな打撃を受けている。地元のプロスポーツクラブとして少しでも役立ちたいと発案された企画で、販売期間は今季終了までとなっている。

　なお金沢のサポーター向けに、ホーム側サポーター席に『魂身サポーター』を設置する1口1万1000円の「クラブ支援プラン」も受け付け中。こちらは6月17日(水)23時59分までの受付で、先着500人限定となっている。

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