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残り9戦…ジダン監督はレアル優勝を諦めない「最後まで争うのはわかっている」「バルサの失敗は想定にない」

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優勝を諦めないジネディーヌ・ジダン監督

[6.18 リーガ・エスパニョーラ第29節 R・マドリー3-0バレンシア]

 レアル・マドリーは18日、リーガ・エスパニョーラ第29節でバレンシアと対戦し、3-0で勝利。ジネディーヌ・ジダン監督は選手たちにねぎらいの言葉を語っている。18日、スペイン『マルカ』が伝えた。

 レアルは前半を0-0で折り返したが、後半16分にFWカリム・ベンゼマが先制点。さらに同28分には大怪我から復帰を果たしたMFマルコ・アセンシオが投入され、その直後にゴールを沈める。さらに41分にはベンゼマがとどめの3点目を挙げた。

 リーグ再開から連勝を収めたレアルは、首位バルセロナと勝ち点2差に。過熱する優勝争いも、ジダン監督は「最後までこう(タイトル争いに)なることはわかっている」と冷静さを失わない。「今日の試合については満足しているよ。試合の内容が良かったからね」と結果とともに内容にも満足している様子だ。

「戦っているのは選手だ。完璧な試合をしてくれたからこそ、喜んで選手たちを祝福し、それから次のソシエダ戦のことを考えたい。状況を見つつも、自分たちがどうするかというところに集中していく」

 一方で、宿敵バルセロナへの意識も否定はできない。しかし「バルセロナの試合も観るが、彼らが失敗するというアイデアは私の頭の中にはない。ただ自分たちのことについて考えるだけだ」と自身のサッカーを突き詰める姿勢だ。

 今節では復帰のアセンシオがファーストタッチで得点を挙げ、さらにベンゼマもレアル歴代得点数5番目となる記録を打ち立てた。指揮官は「それぞれの試合に独自の物語がある。今日の試合もそうだった」と目を細めつつ、「チームはとても機能していて、選手たちの振る舞いもすごくいい」とねぎらいの言葉をかけている。

「普段よりも選手を多く交代できたが、変えたのは2人だけだ。最終的にうまくいったし、それが重要なんだ。残り9試合を戦い続けなければならない。ほとんど休んでいないから、しっかり休む必要がある」

「(ベンゼマの2点目について)あれはすごいゴールだった。動きの面でもフィニッシュの面でもね。カリムのゴールに喜んでいる」

 残り9試合のレアルは21日、第30節でソシエダと敵地で対戦する。

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