beacon

アセンシオが大怪我から復帰後30秒で万感ボレー弾!! ベンゼマも2発のレアル、首位バルサ追う再開後2連勝

このエントリーをはてなブックマークに追加

レアル・マドリーMFマルコ・アセンシオ

[6.18 リーガ・エスパニョーラ第29節 R・マドリー3-0バレンシア]

 リーガ・エスパニョーラは18日、第29節を行い、レアル・マドリーバレンシアを3-0で破った。前半は相手の好守にも阻まれたが、後半にエースFWカリム・ベンゼマが2得点。さらには大怪我から復帰したMFマルコ・アセンシオが投入からわずか30秒後に美しいボレーシュートを決め、良いムードで首位バルセロナとの勝ち点差を再び2とした。

 再開初戦の前節エイバル戦(○3-1)に続き、カスティージャの本拠地であるエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノで待ち受けたR・マドリー。中3日での一戦となったが、MFフェデリコ・バルベルデとDFフェルラン・メンディのみ新たに先発し、それ以外の9人は前節と同じスターティングメンバーを並べた。

 最初の決定機は前半12分、R・マドリーはFWエデン・アザールのポストプレーから始まった攻撃でMFトニ・クロースが抜け出し、追走してきたFWカリム・ベンゼマにバックパス。ベンゼマは再びアザールにパスを送ったが、GKヤスパー・シレッセンの好セーブに阻まれた。

 一方のバレンシアは前半21分、MFカルロス・ソレールのスルーパスがFWマキシミリアーノ・ゴメスに当たり、軌道が変わったボールをFWロドリゴが押し込んだ。だが、M・ゴメスがわずかにオフサイドポジションにいたとして、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入でゴールは取り消された。

 その後もDFダニエル・カルバハルのシュートがシレッセンに阻まれる場面があったR・マドリーだったが、後半16分にようやくスコアを動かした。素早いパスワークからMFルカ・モドリッチが縦パスを送ると、相手に寄せられながらも耐えたアザールがワンタッチでスルーパス。これに抜け出したベンゼマが冷静にゴールネットを揺らした。

 なおも勢いを強めるR・マドリーは後半28分、今季開幕前に前十字靭帯断裂・外側半月板損傷の大怪我を負ったアセンシオを投入。すると直後、セットプレーのボールが左サイドに流れ、メンディが鋭いクロスを配給すると、アセンシオが左足でボレーシュートで反応する。美しい軌道のボールがネットに突き刺さり、今季初出場のファーストタッチで復帰後初ゴールとなった。

 長いリハビリを終えてきたアセンシオのゴールには、投入直前に励ましの声をかけていたジネディーヌ・ジダン監督やスタンドに設置された特設ベンチで見ていたDFマルセロも嬉しそうな表情。またアセンシオの周りには選手たちが一斉に群がり、大きな歓喜の輪ができた。

 R・マドリーはさらに後半41分、右サイドを抜け出したアセンシオのダイレクトアウトサイドパスがベンゼマに通り、ふわりと浮かせたところから強烈な左足ボレーシュートを突き刺して3点目。直後にはバレンシアのMFイ・ガンインがDFセルヒオ・ラモスの足を立て続けに蹴って一発レッドカードが出される騒動もあったが、落ち着いて試合を締めたR・マドリーが2試合連続の3ゴールで再開後連勝を果たした。

●リーガ・エスパニョーラ2019-20特集
●久保建英の試合はDAZNで!!いまなら初月無料!!

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP