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バルサ・セティエン監督に立ちはだかる“ジンクス”「前監督とは対照的」

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バルセロナのキケ・セティエン監督

 バルセロナのキケ・セティエン監督は就任以降、スペイン国内の主要スタジアムで一度も勝利していないという。現地大手紙『アス』が伝えている。

 バルセロナは19日、リーガ・エスパニョーラ第30節でセビージャと対戦。無観客の敵地サンチェス・ピスファンでボールを支配したが、0-0のままタイムアップを迎えた。再開後3試合目で初めて勝ち点を落とし、今節にもレアル・マドリーに抜かれて首位陥落の可能性が出てきた。

 記事によると、セティエン監督は今年1月の就任以来、メスタージャでのバレンシア戦(●0-2)、サン・マメスでのコパ・デル・レイ準々決勝ビルバオ戦(●0-1)、サンティアゴ・ベルナベウでの第26節レアル・マドリー戦(●0-2)と大規模なアウェースタジアムで敗戦続き。また欧州CLでもスタディオ・サン・パオロでのナポリ戦に引き分けたことが挙げられている。

 一方、前任者のエルネスト・バルベルデ監督はベルナベウで通算3勝を挙げている上、サンチェス・ピスファン、サン・マメス、ワンダ・メトロポリターノ(A・マドリーの本拠地)でいずれも勝利しており、オールド・トラッフォードやウェンブリー、サン・シーロでも勝利した経験を持つ。したがって「対照的な結果」なのだという。

 もっとも、バルセロナの今季の残りアウェーゲームは欧州CLで勝ち上がった場合を除けば、セルタ、ビジャレアル、バジャドリー、アラベス戦のみ。記事ではベティス戦(○3-2)が行われたベニート・ビジャマリン(約60,000人収容)が「主要スタジアム」に含まれていないことを考えると、今期に関してはそれほど心配する必要はなさそうだ。

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