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ブレシアと関係悪化のバロテッリ、リーグ再開も招集外で今季は事実上終了か

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ブレシアFWマリオ・バロテッリ

 ブレシアは21日、フィオレンティーナ戦に向けて招集リストを発表したが、クラブとの関係悪化が懸念されている元イタリア代表FWマリオ・バロテッリは招集外となった。

 ディエゴ・ロペス率いる最下位のブレシアは22日、セリエA第27節において敵地スタディオ・フランキでフィオレンティーナと対戦する。しかし試合前日に発表された招集メンバーのリストに17歳のDFアンドレア・パペッティらが名を連ねる中、29歳のバロテッリの名前がなかったことで波紋が広がっている。

 ブレシア出身のバロテッリは昨夏、フリーで故郷のクラブに加入。地元出身のスターとあって、マッシモ・チェッリーノ会長らから大歓迎を受けた。しかし先月の練習再開後、無断欠席などが原因でクラブとの間に亀裂が入り、法廷での争いにまで発展。ブレシアは双方の合意の上で今月末までの契約の解除を打診したが、バロテッリが拒否したとも報じられており、泥沼化している。

 そんな中、バロテッリがフィオレンティーナ戦の招集メンバーから外れたとあり、『Goal』イタリア編集部は、「もはやブレシアは今シーズンの終盤にかけてバロテッリを必要としていない」とコメント。「つまりバロテッリの今シーズンは事実上終了した」との見解を示した。

 バロテッリは今シーズン、セリエAに昇格したばかりのチームにおいてリーグ戦19試合に出場。得点はわずか5ゴールと物足りないものがあった。最後の試合出場は、新型コロナウイルスの影響によるリーグ中断の直前に行われた3月9日のサッスオーロ戦(3-0でサッスオーロが勝利)だった。

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