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名将リッピ氏が今季終盤を予想「コンテが率いるインテルはスクデットを争える」

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 名将マルチェロ・リッピ氏が22日、イタリア国営放送『Rai』のラジオ放送『ラディオ・アンキオ・スポルト』に出演し、自身の去就やセリエAなどについて持論を展開した。

 過去にユベントスやインテルなどビッグクラブの指揮官を務め、2006年にはイタリアを率いてW杯を制したリッピ氏。イタリア人指揮官はまず、今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)において準々決勝進出を決め、セリエAでは4位につけるなど躍進を続けるアタランタについて語った。

「CLで新星になれるか?そうなることを願っているよ。(女神ことアタランタは)カルチョにおけるイタリア人にとっての恋人だからね。私が見たところ、チームはイタリア勢の中で現代のワールドサッカーを最も上手く体現している。(セリエAでは24日の)ラツィオ戦がカギとなるが、残るすべての試合が重要だ」

 また、コッパ・イタリア決勝でユベントスを退けて初タイトルを獲得したナポリ指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾに言及。「リーノはハードワークをし、チームに一体感と団結をもたらしてすべてを解決した。初めて結果を残し、人間としてプロとして評価できる」と賛辞を贈った。

 続いてアントニオ・コンテ率いる3位インテルにも触れ、優勝候補であると主張した。

「インテルがサンプドリアに勝てば、(26試合消化時点で)首位との差は6ポイントになると15日前から言ってきた。ユベントスとの直接対決はないが、十分に競える。コンテは選手の士気を高めることに優れた指揮官なので、彼の率いるインテルもスクデット争いに名を連ねていると思う」

 最後に自身の去就について言及。昨年11月に中国代表監督の座を退任して以降はフリーとなっているが、新天地として代表チームのみを選択することを示唆。「正直、イタリアだけでなく世界中のどのクラブも指揮を執るつもりはない。10月か11月頃、どこかの代表チームからオファーがあれば検討したいと思う」と語った。

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