beacon

「指揮官のお気に入り。今後長くチームを支える宝石」ボローニャ地元メディアが冨安健洋に注目

このエントリーをはてなブックマークに追加

地元メディアがDF冨安健洋に注目

 ボローニャは現地時間5日、セリエA第30節でアウェーのインテル戦に挑む。この一戦を前に、ボローニャFCの情報を主に扱う地元メディア『1000 CUORI ROSSOBLU』が冨安健洋に注目している。

 その中で「アントニオ・コンテ率いるインテルと戦うボローニャにおいて、決定事項はほとんどない。ただ、例外なのは冨安であり、彼はライトバックを守ることが確実とも言える」と日本人DFが不動の存在だと強調した。

「指揮官シニシャ・ミハイロビッチにとって、この日本人がどれだけお気に入りなのかは疑いの余地がない。ケガでの欠場期間こそあったものの、今季フィールドプレーヤーとしてほとんどの試合でスタメン出場を果たしている。おそらくネラッズーリが相手でもタケは4バックの右で出ることになるだろう」

 その一方で、記事ではセリエA1年目の冨安が移籍市場の注目銘柄になっているとも伝えている。

「ボローニャは冨安がマーケットでの売却対象だとは言っていないし、転売の意思もないようだ。だが事実、この日本人はヨーロッパの他国からも注目を集める存在になりつつある」

「現在のボローニャにおいて冨安と(リカルド)オルソリーニ、(ニコラス)ドミンゲス、(ジャーディ)シューテン、(マティアス)スバンベリは、チームを長らく支えることが可能な宝石だ」

「日出る国の少年は本来センターの選手でもある。右サイドバックの(イブラヒマ)ムバイエが復調した場合、冨安がセンターへスライドするというプランも今後十分にあり得るものだ。指揮官ミハイロビッチにとって“トミーさん”をチームに留めておくことができるのかが今後の大きな課題となる」

 今季、セリエAでは23試合で2アシストをマークしている冨安健洋。ほとんどの試合で右サイドバックとして起用されているが、センターの選手が不足した第13節パルマ戦、第17節レッチェ戦ではセンターバックとしてピッチに立った。これは指揮官ミハイロビッチが冨安に信頼を寄せている裏付けと言えそうだ。また、地元記者が論じたように、ボローニャにとって冨安は今後長らくチームを支えてくれる一人だと、高い評価を受けているようだ。

●海外組ガイド
●セリエA2019-20特集
●冨安健洋の試合はDAZNで!!“初月無料”ライブ配信中
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP