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移籍後初先発で初得点、ゴールへの強い姿勢見せた柏FW呉屋大翔

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G大阪所属時の17シーズン以来となるJ1での得点

[7.8 J1第3節 柏1-3横浜FC 三協F柏]

 初先発に気を吐いた。今季、G大阪から柏レイソルへと完全移籍を果たしたFW呉屋大翔は、初めてスタメンに名を連ねると、FWオルンガとともに2トップに入った。立ち上がり4分に両チーム通じて最初のシュートを放つと、19分にはMF江坂任のクロスを頭でとらえたが、シュートはクロスバーに嫌われた。

 続けざまに呉屋がシュートまで持ち込む中、横浜FCに最初のシュートであっさりと先制を許してしまう。それでも、前半44分に、途中出場のFW神谷優太のクロスを呉屋がヘディングシュート。ゴールポストに当たるも、そのままゴールネットを揺らし同点とした。背番号19は後半28分にピッチを退くまで、両チーム通して最多となる6本のシュートを放っている。

「FC東京戦で、ゴール前の人数が足りないと(ピッチの)外から思っていた。ゴール前に入っていくのはうまくできたと思っています」。スタンドから見ていた前節。そのイメージをピッチで体現してみせた。

 前半終了間際で1-1に追いつきいい流れで後半に入ったかと思われた柏だが、開始2分で勝ち越し弾を許してしまう。「いい守備ができなかった。そこにつながる攻撃もうまくできなかった。それが前半のうちに修正できなかったのが厳しい結果につながったと思います」。呉屋自身も前半のシュート6本から一転、後半はシュートゼロで終わってしまった。

 クリスティアーノ不在、オルンガも調子が上がっていない中で、呉屋の活躍は光明と言えるだろう。柏の前線にはオルンガやクリスティアーノら外国人選手、江坂任、瀬川祐輔といった実力者が揃うが、呉屋は「監督が選ぶ基準に乗っかり続ければいいのかなと思います」と競争に自信をのぞかせた。

(取材・文 奥山典幸)
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