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JFA反町技術委員長、森保監督の“兼任継続”を発表…A代表優先、重複時のみU-24「横内監督」体制へ

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JFAの反町康治技術委員長(オンライン会議アプリ『Zoom』のスクリーンショット)

 日本代表森保一監督が、今後も東京五輪代表との兼任を継続することが決まった。日本サッカー協会(JFA)の反町康治技術委員長が9日、報道陣向けのオンラインブリーフィングで明かした。同日午前の技術委員会で正式決定し、すでに理事会での報告も終えたという。

 兼任問題の焦点だったA代表と五輪代表の日程重複に関しては、森保監督がA代表を優先する形で調整。指揮官不在時のみ、これまで「監督代行」の立場だった横内昭展コーチが正式に「監督」を務めることになった。日程がA代表と重ならない活動や、来年夏の五輪本大会では、当初の予定どおり森保監督が指揮を執る。

 反町技術委員長によると東京五輪の1年延期が決まって以降、森保監督、横内コーチ、小野剛副委員長、関塚隆ナショナルチームダイレクターと今後の体制に関する会議を何度も実施。「世代間融合」「ラージグループの形成」といった兼任のメリットや、「スタッフの慌ただしさや混乱」といったデメリットを踏まえ、このような決断に至ったという。

 反町技術委員長はこの日、今後の体制を「ワンチームでツーカテゴリ」と表現。A代表と五輪代表の垣根を低くし、世代を一体化して代表強化を行っていく方針を示した。選手起用への介入については「一切、一切やるつもりはない」と語気を強めて否定しており、これまでタッグを組んできた森保・横内体制で世代間融合をさらに進めていく構えだ。

 A代表は今年10月、11月に2次予選4試合を控えており、この間に五輪代表の活動は予定されていない。そもそも、五輪代表は招集に関する拘束力を持たないため、欧州組が増えつつあるU-24世代の参加は活動があっても不透明な状況。そのため、まずはU-24世代のA代表抜擢が広がりそうだ。

「U-24代表がアンダー世代と言えるかというと、言えないと思う」。そう指摘した反町技術委員長もMF久保建英(マジョルカ)、MF堂安律(PSV)、DF冨安健洋(ボローニャ)、MF田中碧(川崎F)、DF橋岡大樹(浦和)、MF安部裕葵(バルセロナ)、MF三好康児(アントワープ)、DF板倉滉(フローニンゲン)、MF中山雄太(ズウォレ)、GK大迫敬介(広島)らの名前を挙げつつ、彼らがA代表の中心を担っていくことに期待を寄せた。

 コーチングスタッフも新たに判明した。A代表はこれまで同様、横内コーチ、齊藤俊秀コーチ、下田崇GKコーチ、松本良一フィジカルコーチが森保監督を支える。また五輪代表では栗原克志コーチの他、これまでの活動にも参加していた川口能活GKコーチ、中馬健太郎フィジカルコーチが正式に就任する。

(取材・文 竹内達也)
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