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V決定レアルの最終節はドロー…アギーレ監督のレガネス、新王者に2度追いつくも降格決定

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レガネスを指揮するハビエル・アギーレ監督

[7.19 リーガ・エスパニョーラ第38節 レガネス2-2R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラは19日、最終第38節を各地で行い、前節で3シーズンぶりの優勝が決まったレアル・マドリーレガネスと2-2で引き分けた。MFイスコが2アシストの活躍を見せたが、再開後の連勝は10でストップ。元日本代表監督のハビエル・アギーレ氏が指揮を執るレガネスは王者から勝ち点1を奪ったものの、無念の2部降格が決まった。

 前節で優勝が決まったR・マドリーに対し、得失点差の関係で勝たなければ降格が決まってしまうレガネスの一戦。R・マドリーはGKアルフォンス・アレオラを先発に起用し、MFマルコ・アセンシオ、MFルーカス・バスケス、MFイスコら出場機会の少なかった選手を一部起用した。

 試合は前半9分、R・マドリーが先手を取った。左サイドからのFKをイスコがゴール前に蹴り込むと、インスイングのボールに合わせたのはDFセルヒオ・ラモス。キャリア初の二桁得点を挙げ、DF史上リーグ最多得点記録を打ち立てた34歳の今季11ゴール目が大きな先制点となった。

 ところがアディショナルタイム1分、レガネスも食い下がる。左サイドでフィードを受けたDFジョナタン・シルバがニアへのクロスボールを送り込むと、絶妙なタイミングで飛び込んできたMFブライアン・ヒルが正確なトラップから左足シュート。このボールがアレオラの股下をくぐり抜け、セビージャから期限付き移籍中の19歳が値千金の同点弾を決めた。

 R・マドリーは後半、ラモスに代わって負傷の影響で今季5試合の出場にとどまっていたDFナチョ・フェルナンデスを投入。すると7分、突き放しに成功した。中盤での競り合いからイスコが前を向き、エリア内右寄りにスルーパスを送ると、アセンシオが突破。約1年間の負傷離脱を経験した背番号20が相手GKを引き付けながら左足でニアサイドに流し込んだ。

 それでも後半33分、レガネスは左サイドでのスローインからJ・シルバが左サイドを駆け上がると、グラウンダーのクロスがニアサイドのFWロジェール・アサレへ入り、左足シュート。これがネットに突き刺さって再び同点に追いついた。しかし、レガネスの反撃はここまで。終盤は一方的に攻め込んだもののゴールを破ることができず、2-2の引き分けに終わった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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