アトレティコ・マドリーのMFマルコス・ジョレンテが、スペインのフル代表に初招集される可能性が浮上している。スペイン『マルカ』が報じた。

　昨夏、移籍金4000万ユーロでレアル・マドリーからアトレティコに移籍したM・ジョレンテ。ディエゴ・シメオネ監督の下ではプレシーズンのグアダラハラ戦の一発退場のほか、何度も前半で交代させられるなど、ボランチとしてまったく輝けなかったが、右サイドハーフおよびセカンドトップにコンバートされると、一気にブレイクを果たした。

　前線で躍動するM・ジョレンテの成績は、まさに圧巻だ。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のリバプール戦2得点のほか、ラ・リーガ再開後には4得点4アシストを記録するなど、得点力不足に喘いでいたチームの救世主に。チームは6位で再開させたラ・リーガを3位で終えたが、彼の活躍がなければ難しかったかもしれない。

　そんなM・ジョレンテについて、スペイン代表を率いるルイス・エンリケ監督が9月3日のドイツ戦、6日開催予定のスイス戦に向けた招集メンバーに含めることを検討している模様。もちろんボランチではなく、そのスピードとフィジカルを最大限に生かした右サイドハーフやセカンドトップとして招集することを考慮しているとのことだ。

　なおM・ジョレンテはU-21代表まではコンスタントに招集されていたが、フル代表にはまだ招集されたことがない。

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