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湘南のルーキー畑大雅がプロ初先発「少し良さが出せた」

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MF畑大雅は右WBとしてフル出場

[8.5 ルヴァン杯グループD第2節 柏1-0湘南 三協F柏]

 U-17W杯も経験した期待のルーキーがプロ初先発を果たした。今季、市立船橋高から湘南ベルマーレに加入したMF畑大雅は、7月22日のJ1第6節・鹿島戦(○1-0)で後半40分に途中出場してJデビュー。その後リーグ2試合ではベンチ外となっていたが、ルヴァン杯の柏戦では右のウイングバックとしてスタメンを飾る。「プロの世界なので結果にこだわる」と強い気持ちで臨んだ。

 相手を押し込んだ前半、畑は高い位置でボールを受けて仕掛ける場面もあったが、「仕掛けてはいましたけど、あと一歩が足りなかった」と出来には不満を残した。「クロスをあげきるところで相手に当ててしまった。突破をした感じはなかった」。初先発という重圧があったことは想像に難くないが「緊張は言い訳にはならない」と自身への厳しい姿勢を貫いた。

 守備の際は「僕のところ中心に攻められて、短いパスで裏をとられた」と柏の左サイドからの攻撃に苦慮したといい、「受け身にならずもっと自分で考えてやれれば、ああいう時間を減らせたのかなと思います」と反省点を挙げる。

 それでも後半には攻撃で見せ場をつくる。右サイドを突破してタッチライン際からクロスを送る。MFタリクに合わせきることはできなかったが、チャンスをつくった。「少し良さが出せた」と攻撃面での手応えを語ると、「ああいう特徴があるとわかられてプレーするので、それを越えるプレーをしていかないといけない」と自らに課題を課した。

(取材・文 奥山典幸)
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