横浜F・マリノスは22日、トップチームスタッフに新型コロナウイルスの陽性反応が出たことを受け、21日午前にトップチームの監督、コーチ、選手、スタッフの計68名を対象にPCR検査を行った結果、22日に67名の陰性が確認されたことを発表した。また、1名が検査過程において判定不能となったことも報告。判定不能者については23日に再検査を実施し、同日中に判定結果が出る予定としている。

　なお、判定不能者に関しては、念のため隔離をした上で行動履歴をJリーグとともに検討し、「Jリーグ独自の濃厚接触疑い基準」に該当する者がクラブ内にいないことを確認。そして陽性判定にかかる濃厚接触者がクラブ内にいないこと、67名の陰性判定および1名の判定不能者にかかる「濃厚接触疑い者」が、クラブ内ならびに試合開催に関わる関係者にいないと判断されたことを踏まえ、23日19時に日産スタジアムで開催予定のJ1第12節・サンフレッチェ広島戦が予定通り行われることを発表した。

　クラブによると、現在はトップチームの監督、コーチ、選手、スタッフに、新型コロナウイルスや風邪・発熱の症状を呈している者はいないとのこと。今後の対応について公式サイト上で「これまで取り組んできた新型コロナウイルス感染症対策について、選手、スタッフ、関係者全員に再度周知、徹底をはかってまいりますとともに、保健所、行政との連携等、全面的に協力してまいります」とコメントした。

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