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岡崎慎司、信念を貫いて現役引退を決断した戦友・内田篤人を賛美 「カッコイイ生き方」

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FW岡崎慎司内田篤人を賛美

 ウエスカに所属するFW岡崎慎司が、先日に現役を引退した内田篤人の決断について、『Goal』に語った。

 2008年の北京五輪から共に日の丸を背負ってきた岡崎と1学年後輩の内田は、ワールドカップなど多くの大舞台でも共闘してきた戦友。ブンデスリーガでも、シュツットガルトとマインツで活躍した岡崎に対し、内田はシャルケの右サイドバックとして長らくプレー。欧州トップリーグで敵としてもしのぎを削り、切磋琢磨してきた。

 岡崎は内田との関係性について改めて「ふざけ合ったり遊んだりしてきましたけど、もともとサッカーの話はあまりしないんです。ウッチーはサッカーに関してはすごく厳しい人という印象。他の人よりも、より本質を見抜いて話します」と口にし、以下のように続けた。

「僕自身、練習している時も試合中に右サイドでコンビを組む時も、緊張感をもってやっていた。『コイツに認めてもらう』というか、僕自身そういうところがありましたね。プライベートでは仲がいいけど、サッカーに関しては誰よりも“プライド”や“こうあるべき”という強い意志を自分の中で持っていた選手でした」

 さらに、内田の電撃引退に関して「ビックリはしましたけど、この時期の引退は不思議ではなかったです」と話した岡崎は、その理由について「やっぱり怪我があって(コンディションを)100%にできない。もちろん、やろうと思えばまだ何年も続けることはできたと思います。精神的な部分でも頼られると思いますし。でも、そういう部分だけでは自分の生き方というのは変えられない」と続けた。

 そして岡崎は、サッカーに対する真摯な姿勢と信念を貫いた内田に「そういった部分こそ、僕が彼をリスペクトしているところです。単純にカッコイイ生き方」と尊敬心を示し、その決断と見事なキャリアを賛美していた。

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