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南野拓実が開幕前に1G1A! クロップ監督「誰が得点したかは重要ではない。でもタキにとっては…」

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リバプールユルゲン・クロップ監督

 リバプールは5日、ブラックプール(イングランド3部)とのトレーニングマッチを行い、7-2で逆転勝利を収めた。フル出場を果たしたMF南野拓実が1ゴール1アシストを記録。試合後、ユルゲン・クロップ監督が公式サイトを通じて日本代表MFに言及している。

 南野の活躍について問われたクロップ監督は「タキにとっても我々にとっても重要だが、全ては全員に対して言えることなので、全体のパフォーマンスについて考えている。全てがうまくいっている時は個人が常に輝ける。もし個人だけを見るようであればうまくはいかない。われわれはフットボールの試合に勝つために働かないといけない。誰が得点したかはそう重要ではない。でもタキにとってはもちろん、良い7日間だったね」と伝えている。

 ブラックプール戦の南野はFWモハメド・サラー、FWサディオ・マネ、FWロベルト・フィルミーノの3トップから1列下がったトップ下で起用。後半7分にシュート性のボールでフィルミーノの得点をアシストすると、26分にはフィルミーノのパスを受け、落ち着いたシュートでネットを揺らした。南野にとっては加入後公式戦初ゴールとなった8月29日のコミュニティ・シールドに続き、2試合連続でのゴールとなった。

 なお、クロップ監督は0-2のビハインドから7-2で勝利したチームについて「許したゴールはミスだった。シーズン前の試合では典型的なものだ」とした上で、相手のカウンターにつながったビルドアップのミスについて「改善しないといけない」と指摘。一方、12日に控えるプレミアリーグ開幕戦に向けては「一部の選手が90分プレーしたのは役立つだろう」と述べ、プレータイムを確保できたことを前向きに捉えている。

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