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リバプール地元紙、南野拓実の活躍に「フィリペ・コウチーニョの代役。クリエイティビティをもたらした」

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 イギリス『リバプール・エコー』は、リバプールのFW南野拓実についてFWフィリペ・コウチーニョの代役を発掘したと評価した。

 1月の移籍市場でザルツブルクからリバプールに加入した南野。2019-20シーズンの後半戦からプレミアリーグに戦いを場を移したが、0ゴールと結果を残せず。しかし、プレシーズンには、コミュニティ・シールドで移籍後初ゴールを挙げ、さらに5日のブラックプールとのテストマッチでもネットを揺らすなど好調を維持している。

 そんな中、ブラックプール戦後にリバプールの地元メディアである『リバプール・エコー』は「リバプールはフィリペ・コウチーニョの代役を発掘。タクミ・ミナミノはユルゲン・クロップの移籍ビジネスの心配を沈めた」と題して特集を組んだ。

 加入以降、なかなか輝けなかった南野について「プレミアリーグでのスロースタートに耐え、シーズン終了後には貢献できなかったことに不満を募らせていたが、間違いなく彼は今、貢献できている」と評価し、日本代表FWの新たな役割が見つかったと続けた。

「当初はロベルト・フィルミーノやサディオ・マネ、モハメド・サラーの代役だった。しかし、アーセナル戦で従来の3トップとともに4-2-3-1の左でピッチに立った。そして、ブラックプール戦で、クロップはミナミノをフィルミーノの後ろ、10番のポジションで起用した」

「フィリペ・コウチーニョの退団以降、リバプールはこの役割なしで耐えてきたが、中盤のクリエイティビティが欠け、その結果サイドバックに頼るようになり、ファンを中心にチアゴ・アルカンタラとの契約を求める声が上がっている。そんな中、両サイドバックが代表戦で欠場したブラックプール戦でクロップには両選手に代わる代役が必要となり、彼は中盤とミナミノにその役割を求めた」

 そして、新たな役割で指揮官の期待に応え、1ゴール1アシストを記録した南野について「ミナミノとフィルミーノは際立ち、互いにクレーバーなゴールとアシストを記録した。それに、チームが常々求めていたクリエイティビティを披露した」と高く評価している。

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