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神戸、首位川崎F苦しめるも痛恨の逆転負け…フィンク監督「内容は上回っていた」

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神戸は痛恨の逆転負け

[9.9 J1第15節 川崎F3-2神戸 等々力]

 ヴィッセル神戸は首位川崎Fを追い込んだが、終盤の連続失点で競り負けた。川崎Fとは3週連続の対戦となり、8月26日は2-2に持ち込まれ、2日のルヴァン杯準々決勝は0-6の大敗。この日は痛恨の逆転負けを喫し、「勝つべき試合だった」とトルステン・フィンク監督。MFセルジ・サンペールも「勝利に値するサッカーをしたと思うが、残念な結果になった」と振り返った。

 前半8分に先制を許したが、神戸は川崎Fのプレスを回避しながら、サイドの裏を突いてチャンスを作る。すると前半23分、MF西大伍のパスを受けたFW藤本憲明がターンして剥がし、体勢を崩しながらラストパス。抜け出したFW古橋亨梧が右足で蹴り込み、同点ゴール。さらに後半14分、西のスルーパスに抜け出したFW山口蛍が右クロスを入れると、走り込んだ藤本が押し込み、一時は逆転に成功した。

 後半27分には西からのロングパスを受けた古橋がエリア内に侵入し、決定機を迎えたが、強烈な左足シュートは惜しくもクロスバーを直撃。終盤の2失点で逆転負けを喫し、古橋は「チャンスを決め切れていたら結果は変わっていた。そこは反省したい」と悔やしさをにじませた。

 交代選手が終盤2得点を奪った川崎Fに対して、FW陣に故障者が多い神戸は交代枠を3枚残したままタイムアップ。フィンク監督は「厳しいのは、CFWをベンチに下げても代わりに入れるストライカーがベンチにいない状況」と嘆きつつ、「相手は素晴らしいチームだが、今日の試合内容は我々のほうが上回っていた印象。選手には自信を持ってもらいたい」と手応えも語った。

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