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堂安律、ビーレフェルト完全移籍の可能性は?地元スポンサーグループには1社の日系企業も

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ビーレフェルト新加入のMF堂安律

 PSVから1年の期限付きで加わった日本代表MF堂安律に対して、ビーレフェルトは買い取りオプションを確保しているようだ。ドイツ誌『キッカー』が報じている。

 今月5日に昇格組のビーレフェルトが堂安のレンタル獲得を発表。PSVとの移籍契約に関しては当初、地元メディア『ヴェストファーレンブラット』では「買い取りオプション付き」と伝えられた一方で、『キッカー』ではそのような条項の「有無は不明」とやや懐疑的な見方が述べられていた。しかし、後者は10日付けの紙面では次のように伝えられている。

「コンスタンティン・ケルシュバウマーやアレクサンダー・シュヴォーローら過去にクラブがより高いレベルに上昇するにあたって貢献したレンタルプレーヤーたちとは違って、アルミニアは(堂安に対して)買い取りオプションを確保した」

 同誌は続けて、ビーレフェルトのような資金力が低いと見られるクラブがそれを今シーズン終了後に行使できるのかについては、とある日本企業の子会社の存在を指摘。「スポンサーグループ“ビュンドニス・オストヴェストファーレン”( “オストヴェストファーレン地方連合”)にはDMG MORIといった日本と強い関係を持つ企業も属している」と工作機械製造のDMG森精機がビーレフェルトに子会社を構えていることを紹介した。

 なお、サミル・アラビSD(スポーツディレクター)は、2017年にはクラブを倒産危機から救ったスポンサーグループとの関係について「彼らとしてはきっと相乗効果に関しては警戒するのではなく前向きに考えるだろう」と言及。シーズンがスタートしていない現時点、1人の選手の契約について具体的な言葉を発することはなかったものの、内部ではあらゆる可能性を探っている様子をほのめかした。

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