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走力と左足で停滞感を打破。藤枝東は国体優勝の左SB鈴木登偉も存在感

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昨年の国体で日本一を経験している藤枝東高左SB鈴木登偉

[9.12 スーパープリンスリーグ東海第2節 藤枝東高 2-1 清水桜が丘高 藤枝東高G] 

 国体日本一の左SBが藤枝東高に推進力をもたらしていた。DF鈴木登偉(3年)は、179cm、70kgとサイズにも恵まれたSBでJクラブも関心を寄せていた注目株。その鈴木は前半、チームの攻撃がやや停滞した中でも左サイドを破り、左足を強く振り抜いてゴール前のシーンを生み出していた。

「今日は結構マンツーマンで来る相手で自分も結構付かれていて動きにくさはあったんですけれども、そこは走力とかで補えたかなと思います。個人として走るということに関しては苦手ではないので、チームが停滞している時に『自分がやってやろう』という気持ちはあって、前節も一緒ですけれども持ち上がりとか持ち味でもあるので、そこは活かせたかなと思います」

 後半も迫力のある攻撃参加。パスを多く繋ぐ中でフリーになるシーンが増え、良い形でクロスへ持ち込んでいた。1対1の守備の強さも特長だが、まだ完璧に抑え込めている訳ではない。また、細かなミスをなくすことも目標。バルセロナのDFジョルディ・アルバを参考に判断や動きのタイミングを学習中のSBは、よりレベルアップして選手権に臨む。

 昨年の国体では静岡県選抜の左SBとして全5試合に先発出場。日本一に貢献した。進路を大学へ一本化したことにより、チームメートの金沢内定CB稲葉楽主将(3年)に比べると知名度は劣るかもしれないが、選手権はその名を知ってもらう機会になるはずだ。

「左利きというのもありますし、(藤枝東に)左足を持っているSBがいることを知ってもらいたいし、知ってもらうためには全国に出て活躍するしかないと思っているので、まず静岡県大会で勝って、静岡学園とかいると思うんですけれども、しっかりと競り勝っていきたいなと思います。これから1か月半くらいあるんですけれども、そこで追い込んで、成長して、全国の舞台でもう一回(藤枝東の)藤色を輝かせられるようにしたいと思います」と誓った。強豪対決でも存在感のある動きを見せていた注目左SBが、選手権でも躍動する。

(取材・文 吉田太郎)
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