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初陣快勝のユベントス新監督ピルロ「ペップやコンテからヒントを得た」…C・ロナウドの扱いにも言及

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ユベントス新監督ピルロ「ペップやコンテからヒントを得た」

 ユベントスの新指揮官アンドレア・ピルロが20日、初陣となったサンプドリア戦での勝利後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じて試合を振り返った。

 今夏マウリツィオ・サッリの解任により、ユベントスの新監督に抜てきされたピルロ。7月末に下部組織のU-23の指揮官に就任し、指導者としてのキャリアを歩み始めたばかりであったが、セリエAの指揮に必要なUEFAプロライセンスも13日にようやく取得した。

 そしてピルロ率いるユーベは20日、セリエA開幕戦でクラウディオ・ラニエリ率いるサンプドリアと対戦。FWクリスティアーノ・ロナウドらの活躍で3-0と初陣を勝利で飾った。

「前半は素晴らしかったが、もっと早く試合を決められなかったのは残念だ。それでも決定的な場面で冷静さを保つことができたし、相手のカウンターを上手くコントロールできたと思う。もっとゴールを決めるべきだったと思うが、これでも良い。選手の要望を理解することは重要であり、チームとの対話を続けていきたい。私も現役時代は監督と意見を交わすことが好きだった」

 続いてピルロは、自身が目指すチームについて問われると、持論を展開した。

「私が考えるシステムをすべて完成させるには時間がかかるだろう。これまで(ジョゼップ)グアルディオラや(カルロ)アンチェロッティ、(アントニオ)コンテのチームの影響を受けた。そこからヒントをつかんだが、“コピー&ペースト”をするつもりはない。私には自分の哲学があり、それを推し進めたい」

 またユーベ新指揮官は、35歳のポルトガル人スーパースター、C・ロナウドについて言及。「C・ロナウドの扱いについては一緒に話合い、検討している。試合が決定的になった後、もしくはあまり重要ではない試合で休んでもらう。彼自身、いつ休養を取るべきかを知っているはずだ」と述べた。最後にローマに所属するFWエディン・ジェコの加入の可能性について問われると、「クオリティのある選手は常に歓迎だ」と語った。

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