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「モウリーニョがいなくて良かった」ポストに救われたマンU、スールシャールがジョーク

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ジョークを放ったオーレ・グンナー・スールシャール監督

 マンチェスター・ユナイテッドオーレ・グンナー・スールシャール監督は、土壇場の勝利に安堵し、元指揮官ジョゼ・モウリーニョ監督がマケドニアで見せた振る舞いを引き合いに出して冗談を交えながらコメントした。

 26日に行われたプレミアリーグ第3節で、マンチェスター・Uは敵地でブライトン&ホーブ・アルビオンと対戦。相手に主導権を握られたマンチェスター・Uは、PKから先制を許すも前半終了間際にオウンゴールで同点に。後半にはマーカス・ラッシュフォードのゴールで逆転するも、アディショナルタイムに同点に追いつかれる。それでも、最後の最後にPKを獲得し、これをブルーノ・フェルナンデスが沈めて3-2で辛勝した。

 試合を通してバーやポストに救われ、さらにアディショナルタイム10分のPKにより敵地で辛うじて勝利を収めたマンチェスター・U。スールシャール監督は、試合後にイギリス『スカイスポーツ』で「終了のホイッスル後に点が入るなんて思わなかった。しかし、ハンドは試合終了の前だったから正しい判定だったと思う」と話し、最終盤での勝ち越しに安堵した。

「この勝利は我々にとって大きなものだ。今シーズンは終盤でのゴールがもっと必要になると話をして来た。リヴァプールを除けば、我々は昨シーズンに最も負けの少ないチームだったが、ドローが多過ぎた。終盤の同点弾の後にさらに2ポイントを奪えたことは、大きな意味のあることだ。確かに彼らのほうがより多くのチャンスを作った。たくさんシュートを打ち、ビッグチャンスもあった。我々は今後に向けてもっと良くなることが必要だ」

『Opta』の2003年のデータ収集以降、プレミアリーグ最多となる1試合5度バーやポストに助けられたマンチェスター・U。スールシャール監督は元マンチェスター・U指揮官で現在トッテナムを率いるモウリーニョ監督が、先日のヨーロッパリーグ・シュケンディヤ戦でゴールの大きさにクレームを入れた件を引き合いに出して、ジョークを続けた。

「我々は1ポイントを得るにふさわしかったかもしれないし、これ以上得るにはふさわしくなかったかもしれない。ゴールポストを計測するためにジョゼがここにいなかったことを我々は喜ばなければいけない」

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