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[九州・山口BL U-18]東海大福岡期待の2年生DF上本。「ここで止める?」という強いCBへ

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東海大福岡高の2年生CB上本銀太はヘディングの強さに加えてキック精度も特長

[9.20 九州・山口BL U-18 鹿児島実高 4-1 東海大福岡高 宮崎日大高第2G Aコート] 
 
 東海大福岡高の180cmDF上本銀太(2年)は高校1年時にトップ下からCBへコンバート。「自分の持ち味はヘディングです」と言い切る2年生DFは、空中戦で鹿児島実高に対抗していた。

 大丸忠監督も認めるヘディングとの強さ。ハジャスFC時代は相手の背後を狙うパスなどを武器にしていたこともあり、キック精度にも自信を持っている。この日は、序盤からチーム全体として競り合いで苦戦するシーンが増えてしまい、悔しい4失点。試合終盤に上本は前線に上がって身体を張り、決定的なシュートも放っていたが、悔しい敗戦となった。

 コンバート当初はCBの動き方が全く分からなかったというが、「先輩たちに教えてもらって段々できるようになってきた。でも、まだまだなのでこれから頑張りたいです」。細かな課題を改善し、先輩たちと一日でも長くサッカーができるように選手権で活躍することが目標だ。

「『ここで止める?』みたいな。最後まで足が伸びたりするCBになりたい」と上本は言う。憧れの存在はオランダ代表CBフィルヒル・ファン・ダイク(リバプール)。中学時代はより決めていたというヘディングシュートでのゴールも増やし、攻守両面で東海大福岡の勝利に貢献する。

(取材・文 吉田太郎)
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