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鳥栖ルーキーDF森下が2試合連続ゴールも…ミス見逃さない横浜FMがエリキ6戦連発弾でドロー

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DF森下龍矢

[9.30 第25節前倒し分 横浜FM1-1鳥栖 ニッパツ]

 J1リーグは30日、第25節前倒し分の横浜F・マリノスサガン鳥栖が行われ、1-1で引き分けた。鳥栖が強度の高いプレッシングと巧みなパスワークを終始繰り出し続け、大卒ルーキーDF森下龍矢の2試合連続ゴールで先行したが、終盤にミスから失点。横浜FMのFWエリキは6試合連続ゴールとなった。

 横浜FMがACLに参戦している影響で10月下旬に行われる予定だった第25節を前倒しで開催。両チームともに連戦が続く中、メンバーを大きく入れ替えて臨んだ。横浜FMはFW松田詠太郎が7試合ぶり、FW前田大然が6試合ぶりの先発。鳥栖は本職のセンターバックが一人もメンバー入りせず、左からDF大畑歩夢、MF松岡大起、DF原輝綺、森下という平均身長172cmの最終ラインで迎え撃った。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半7分、横浜FMにさっそくアクシデント。DF高野遼がスライディングをした後に右太もも裏を押さえ、プレーを続けることができなくなり、MF大津祐樹が左ウイングバックで起用された。横浜FMはすでにDF畠中槙之輔、FW仲川輝人ら多くの負傷離脱者が出ており、またしても災難に襲われた。

 前半10分、最初の決定機は鳥栖だった。大畑がインサイドにドリブルで駆け上がると、細かいパス交換からMF原川力がペナルティエリア左に浮き球のスルーパスを供給。これに反応したFW金森健志が左足で狙ったが、ボールはGK梶川裕嗣の右足に当たり、跳ね返りを拾った大畑のシュートは枠を外れた。

 さらに鳥栖は前半12分、自陣から18本もの短いパスを両サイドを使いながらテンポよくつないで敵陣に攻め込み、MF石井快征のスルーパスに反応したFW趙東建が左足で狙う。フィニッシュは惜しくも左ポストに直撃したが、横浜FMのお株を奪うような美しいポゼッション攻撃だった。横浜FMも19分、相手のパスワークを敵陣で寸断して前田が右足で狙ったが、ゴール右に外れた。

 横浜FMは前半22分にここまで最大のビッグチャンス。鳥栖の激しいプレッシングを梶川のミドルパスで回避し、FWジュニオール・サントスは松岡に競り負けるも、こぼれ球を拾った松田のスルーパスから右サイドをMF水沼宏太が駆け上がる。最後に託されたのはJ・サントス。ところが切り返しからの左足シュートは高丘のビッグセーブに阻まれ、跳ね返りを拾ったシュートも高丘の正面を突き、ゴールには結びつかなかった。

 鳥栖は前半26分、原川のスルーパスに森下が右サイドを抜け出し、鋭いクロスに趙がボレーで合わせるも枠外。その後も鳥栖が主導権を握る時間が続き、横浜FMはカウンターから攻撃を試みるもゴール前の精度が足りず、アディショナルタイムに放った水沼の直接FKもゴールマウスを外れ、スコアレスでハーフタイムを迎えた。

 横浜FMはハーフタイムに松田を下げてFWエリキを投入。それでも後半4分、鳥栖が試合を動かした。左からのコーナーキックを原川がゴール前に蹴り込むと、鳥栖の選手は合わせられなかったが、横浜FMのMF扇原貴宏が大きくクリアできず。このボールを拾った森下が振り向きざまに右足を振り抜き、豪快なシュートを突き刺した。森下は途中出場の前節に続いて2試合連続ゴールで、今季3点目とした。

 序盤から全員が運動量を見せていた鳥栖はその後、次々に選手交代を行い、FW小屋松知哉、MF本田風智、FW林大地を投入。一方の横浜FMはMF和田拓也と前田を下げてMFマルコス・ジュニオールとFWエジガル・ジュニオを入れた。横浜FMは後半34分、J・サントスのスルーパスにエリキが抜け出すも大畑が決死のブロックを見せ、鳥栖がなんとか持ち堪えた。

 ところが後半39分、横浜FMは途中出場のMF天野純が松岡からのパスをカットして敵陣でカウンターをスタートさせると、優しいスルーパスに抜け出したエリキが左足で流し込み、ついに同点。痛いミスからリードを失った鳥栖は直後、右サイド攻撃から背後に抜けた林のワンタッチシュートが惜しくも左に外れた。そのままタイムアップを迎え、1-1の引き分けに終わった。

(取材・文 竹内達也)
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