チェルシーに所属するフランス代表FWオリビエ・ジルーが7日に行われた国際親善試合ウクライナ戦で2ゴールを奪い、同代表の歴代得点ランクで2位に浮上した。

　通算100試合目の出場となったウクライナ戦。スタメンに名を連ねたジルは、前半24分にPA外から鮮やかな左足シュートでネットを揺らす。さらに同34分にはMFフセム・アワールのシュートのこぼれ球を豪快なダイビングヘッドで突き刺し、自身2点目を記録した。

　この日の2ゴールでフランス代表通算得点数は42に。ジネディーヌ・ジダン(31得点)、ダビド・トレゼゲ(34得点)の記録を超えてきたジルは、41得点を記録していたミシェル・プラティニを抜いて、同国の歴代得点ランク2位に浮上した。残るは51得点を挙げて歴代最多得点者となっているティエリ・アンリのみとなった。

　なお、試合には17歳MFエドゥアルド・カマビンガに初ゴールが生まれたフランスが7-1で大勝している。