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日本vsコートジボワール 試合後の森保一監督会見要旨

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 日本代表森保一監督がコートジボワール代表戦後にオンライン会見を行った。

  以下、試合後の森保一監督会見要旨
森保一監督

——後半少し、相手に攻め込まれる時間が続いた。久保と南野が交代してそう変わったように見せたが、チームとしてやり方をどう変えたのか。
「相手も力があり、つい最近の試合ではコートジボワールはFIFAランク1位のベルギーから1-1の引き分けをつかみ取ったチーム。すべての時間に優位に進められればいいが、彼らは力があるので攻め込まれる時間があるのは仕方がない。きょう無失点で粘り強く終わらせることができたのは良かったのかなと。
 南野と久保の交代ですが、余力を残しながらハードワークする、高いインテンシティで戦うということではなく、久保は今持っている力をプレーしている時間内で発揮してくれた。これから体力的にもつけていってほしいが、すべてを出し切りながら全力で戦ったという部分では満足している。チームとしてスタメンの選手がいて、疲れた時、流れが悪くなった時、あるいは勝ち切るためにサブの選手が出てきてチームに活力を与えてくれる。サブの選手の役割として南野がいい働きをしてくれたという風に思う。きょうは最後に植田が決勝点を決めてくれたが、しっかり練習から自分のために、チームのために準備をしてくれて、きょうも集中を切らすことなく最後までいい準備をしてくれたことが決勝点につながった。途中から出た選手がサブの役割を全うしてくれたと思う」

——きょうは4バックだった。本職の左サイドバックがいない中で中山を左に置いた狙いは。
「第一戦で4バックからハーフタイムを挟んで3バックに変えて戦った。そして戦術の幅を広げるため、勝つために1戦目は流れを見ながら試したが、コートジボワール戦も状況によっては3バックで戦うという準備は昨日の練習でもしてきたが、それはあくまでも状況によってということ。4バックでいった方が勝つ確率が高いのではないかということで判断した。
 左サイドの中山の起用ですが、彼は今はボランチをやっているが、所属チームでもこれまでも左サイドでプレーした経験があるし、我々の日常のスカウティングでも左サイドバックもできると。センターバック、左サイドバック、ボランチという複数のポジションができるように彼に要求しているし、左サイドはチームの戦い方として、戦術の部分もチーム力をアップさせる意味でもチャレンジしたいと思って起用した」

——約1年ぶりの代表戦。2試合を終えて一番の収穫と課題は。
「チャレンジしたいと思っていたことはある程度のことができた。準備したことを含めて、100パーセントではないが、ある程度はできたと思う。チャレンジすることも選手たちには公私ともにいろんなことを要求してきたが、まずは選手たちがこれをやろうということに勇気を持って積極的にポジティブにチャレンジしてくれたことが監督としてありがたい。チャレンンジしながら結果を出すという部分、選手たちが素晴らしいハードワークをしてくれた。
 攻撃でひとつ例を挙げると、ゴールキックの部分。1戦目はわりとゴールキックからロングボールを入れることがあったが、コートジボワール戦では自陣からボールをつないで攻撃を仕掛けていく、マイボールを大切にしながら攻めていった。ゴールキックからリスタートの部分にチャレンジしてくれたし、流れの中でもボールを動かしながらマイボールを大切にしながら相手の守備を崩していく。速攻を仕掛けられる時はもちろん仕掛けるが、DFラインからもボールをつないで相手を崩していくということ。相手の守備も個の能力が高いし、組織的にも強いところがある。勇気がいるところだったと思うが、選手たちが果敢に、勇気を持ってチャレンジしてくれた。
 守備の部分では切り替えを速くすること、ボールにアタックをすることに2試合を通して選手たちはよくチャレンジしてくれた。攻から守に切り替わった時、ボールにチャレンジしてそこがうまくいかなかった時に中盤エリアでコンパクトブロックをつくり、お互いの距離感を良くして相手にプレッシャーをかけてボールを奪いにいくことに、選手たちは1戦目も2戦目もトライしてくれたが、2戦目の方がよりコレクティブにお互いの距離感を良くして、相手の嫌がる守備ができたかなと思います」

——南野と鎌田の距離感について評価は。
「非常に良い距離感、お互いの関係でプレーしてくれたと思う。それまでは(鈴木)武蔵がトップをしていて、交代によって南野がトップの位置に入った。タイプ的には違うが、トップ下の鎌田と良いコンビネーションをもって、前線でもまずは守備に関わり、攻撃になったら起点になったり、背後に飛び出したりと。起点になったら鎌田とコンビネーションをもって相手の守備を崩しにかかる。2人の関係は非常に息が合っていたと思う。練習の中ではそういうシチュエーションはなかなかトレーニングできなかったが、試合の中でお互いのイメージを共有しあって表現してくれた」

——11月の活動に関して現時点で決まっていること。森保監督の希望も聞きたい。日本に帰って来たら自主隔離になるのか。
「11月の代表活動については決定事項として技術委員長やダイレクターから伝えられていることはありません。しかしながら、11月もまた同じようにヨーロッパで活動させてもらえるようにということはお願いしている。今、関係者の方々が動いてくださって準備をしてくださっている。サッカーがこうやってヨーロッパに渡ってきて国際試合ができたことを、日本のほかのスポーツ団体も勇気を持って活動の場を広げていくことにつながっていけば。今回、環境づくりをしてくれた方々に感謝を申し上げたい。
 日本に我々スタッフも帰国する予定です。そして、自主待機はもちろんすることになると思う。期間は協会の関係者の方々に確認しながら自主待機したい。それは日本の政府が出しているルールに沿って行動したい」

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