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大迫勇也、批判は「平気でなければいけない」…ブレーメン監督が開幕節の“大迫への皮肉”に言及

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ブレーメン指揮官がFW大迫勇也について言及

 ブレーメンフロリアン・コーフェルト監督は、日本代表戦から戻って来たFW大迫勇也の状態に満足しているようだ。地元メディア『ダイヒシュトゥーベ』が17日に行われるブンデスリーガ第4節フライブルク戦に向けた会見でのコメントを紹介した。

 大迫は9日にオランダのユトレヒトで行われた日本対カメルーン戦(0-0)後に5日間の自宅隔離を義務付けられたため、ブレーメンに帰還。15日からチーム練習に合流したアタッカーは、敵地でのフライブルク戦に向けた準備も順調に進んでいるようだ。

 『ダイヒシュトゥーベ』によると、コーフェルト監督はビデオ通話で隔離中の大迫の様子をチェックしていたとのこと。「自宅ではフィットネス器具、つまりランニングマシンやインドアバイクがあるし、確かにダンベルもいくつか置いてあったよ」と明かすと、「基礎的な部分はカバーしただろう」とコンディションには問題がないと見ている。

 同監督は続けて、トレーニングに合流した大迫からは「解放感を覚えた印象」を受けたようだ。日本代表としてのプレーは「おそらく彼に良い影響をもたらした」とも指摘しながら、フライブルク戦では「明確なオプション」と起用を明言しなかったものの遠征メンバーに含めることを示唆した。

 一方、コーフェルト監督は今季開幕節のヘルタ・ベルリン戦でホームの観客による、大迫の交代を歓迎する“皮肉の拍手”の標的になった件についても言及。「あの出来事は、ユウヤを動じさせた。気分がいいものではなかったからね」と振り返りつつ、「だが、この仕事をする我々はみんな、そういうのが平気でなければいけない。祝われることもあれば、もう片面も経験することも付き物だ」と語った。

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