[10.17 J2リーグ第27節 千葉 0-0 町田 フクアリ]

　冷たい雨が降る中、1758人の観客が集まった。しかし、5試合ぶりの白星を届けることはできなかった。ジェフユナイテッド千葉の尹晶煥監督は「良い結果を見せたかった」と悔しさを滲ませた。

　立ち上がりからボールを保持して試合を進めた。しかし、なかなか好機に結び付けられずにいると、前半34分にはMF高江麗央にポスト直撃のシュートを放たれて肝を冷やす。後半に入っても敵陣深くまで攻め込みながらも、なかなか決定機を創出できなかった。

　GK新井章太を中心とした守備陣の奮闘もあり、町田に得点を許さず。しかし、後半43分にFW山下敬大が放った右足のシュートがポストを叩くなど、町田の倍以上となる9本のシュートを浴びせたものの、最後までゴールは生まれなかった。

　0-0のドローに「良い結果をお見せしたかったが、本当に申し訳ない」と話した指揮官は、「決定的なチャンスから得点が生まれれば、もっと良い試合になったと思う」と答えつつ、「選手は最後まで良くやってくれた。中3日で試合があるので、ゆっくり休んで準備したい」と次戦に向けて準備を進めていく。

(取材・文　折戸岳彦)

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