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ラツィオ戦で好守のDF吉田麻也を伊紙が称賛「恐るべきボディーガード。ベッケンバウアーだ」

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サンプドリアDF吉田麻也

 17日のラツィオ戦に出場したサンプドリア日本代表DF吉田麻也に対し、18日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が賛辞を贈った。

 吉田が所属するサンプドリアは17日、セリエA第4節でシモーネ・インザーギ率いる強豪ラツィオとホームのスタディオ・マラッシで対戦。37歳のベテランFWファビオ・クアリャレッラらのゴールで3得点を奪うと、下馬評を覆して3-0でラツィオを撃破し、リーグ戦2連勝を飾った。

 吉田は前節のフィオレンティーナ戦(サンプドリアが2-1で勝利)に続いてDFロレンツォ・トネッリとのコンビで先発。ラツィオの好機を阻んで無失点に抑え、勝利に貢献した。

 イタリア紙は、そんな吉田を高く評価。MVPに選出したDFトンマーゾ・アウジェッロと並ぶ「7.5」と高い評価を与えている。寸評では「クリアは精度、タイミング、位置取りが衝撃的なほどに素晴らしい」と脱帽。続けて「CBの軸は鋼のようだった。ヨシダとトネッリのコンビは恐るべきボディーガードだ」と表現した。

 なお、チーム内最低点も及第点評価となる「6」。GKエミル・アウデーロおよびMFメフディ・レリスにその評価が与えられた。

 さらに、『コリエレ・デロ・スポルト』も吉田のパフォーマンスに賛辞を贈り、「元サウサンプトンの日本人選手は、まるで(フランツ・)ベッケンバウアーのように見えた」と記述。ラツィオ戦での振る舞いをドイツの“皇帝”に例えた。

『トゥット・メルカート・ウェブ』も「ヨシダは壁のようだった」と評価し、「空中戦は彼がすべて制した。ラツィオの攻撃陣を食い止め、岩のように堅固なパフォーマンスを披露した」と綴っている。

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