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長期離脱のファン・ダイクにクロップ「私も同じ怪我をした」「彼のために全て行う」

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ユルゲン・クロップ監督がファン・ダイクに言及

 大怪我を負ったリバプールDFフィルヒル・ファン・ダイクに関し、ユルゲン・クロップ監督がクラブ公式サイトを通じて声明を発表した。イギリス『ミラー』が伝えている。

 ファン・ダイクは17日に行われたプレミアリーグ第5節エバートン戦(△2-2)で、開始早々にGKジョーダン・ピックフォードと交錯して負傷交代。クラブは18日、同選手が右膝前十字靱帯損傷と診断され、手術を受けることを発表した。全治は明らかになっていないが、長期離脱が確実視されている。

 クロップ監督は「最初はベンチから見ただけだったが、その後に見てみると、これは長期化すると思ったよ」と当時を振り返り、「だから現時点で私たちが思っているのは、とにかく彼のことだ。なぜなら私たちの大半は、似たような状況を経験しているからだ。こうした状況が本当につらいことはよく分かっている」とファン・ダイクの立場を理解。「私自身も怪我をしたことがあった。記憶が正しければ、まったく同じ怪我だ。もし違っていたら、いろいろ言われるだろうけども」と自身の過去を明かした。

 リバプールの守備の要は、これから長いリハビリ生活が待っている。クロップ監督は「もちろん私たちはコンタクトを取っている」とし、「私たちは彼のためにそこにいる。良き妻が刑務所にいる夫を待つかのように、彼のことを待ちたいと私たちは思っているし、彼もそのことは理解してくれている。この間、彼のためにできることは全て行うつもりだ」とサポートを約束した。

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