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チェルシー主将アスピリクエタ、同胞ケパを擁護「誰にでも困難な時期はある」

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GKケパ・アリサバラガとDFセサル・アスピリクエタ

 チェルシー主将DFセサル・アスピリクエタが、失点が増えている状況に危機感を示している。

 現地時間20日、チェルシーはチャンピオンズリーグ(CL)のグループリーグ第1節でセビージャと激突する。元スペイン代表指揮官であるジュレン・ロペテギと対峙することとなったアスピリクエタは、会見でチームの現状について語った。

 現在チェルシーは失点の多い試合が散見されることから、アスピリクエタは守備陣の修正が課題だと口にしている。

「すべての試合に勝ちたいのなら、当たり前のことだけどまずは失点をしないことだね。これはチェルシーが組織的に、そして各個人としても修正しないといけないことだ。すべての試合で4ゴールを決めなければならないという状況から脱却しないといけないね。失点が多いという状況はやっぱり気分が悪いよ」

「やはりまずは相手の攻撃をシャットアウトしてゲームを終える必要があるね。まずは安定した守備をすることで、勝利に近づく。守備陣の修正は最優先課題だね」

 先日のプレミアリーグ、サウサンプトン戦ではGKケパ・アリサバラガの不用意なプレーもあり3失点を喫し、3-3で決着となった。アスピリクエタは「ケパだけに限らず、誰にでも困難な時期はある。僕は昔から彼のことを知っているし、きっとここから状況を打破してくれると信じている」と同胞を擁護した。

「チーム全体が同じ目標に向かって働いている。ケパは最善を尽くしてくれる男だ。きっとここから巻き返してくれると確信しているよ。僕も彼のことをサポートする。チェルシーは様々な国の選手がやってくる多国籍なチームだ。その中で各選手が本領を発揮できるよう、僕は主将としてそれをまとめる必要がある」

 代表で指導を受けた恩師ロペテギ率いるセビージャとの一戦を前に、アスピリクエタはCLのコンペティションにも気概を示した。

「僕が2012年にここへ来てから、あらゆる大会で全力を尽くしてきた。今季、プレミアリーグと国内カップ戦では思い通りの出だしとはならなかったが、チャンピオンズリーグはゼロからのスタートだ。対戦相手も強力なチームばかり。このコンペティションにはしっかりした準備が欠かせない」

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