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前に行く力や得点能力武器。福島が大分高の万能型ストライカー・堤聖司加入内定を発表!

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九州の注目ストライカー、大分高FW堤聖司は福島入り

 福島ユナイテッドFCは22日、大分高(大分)FW堤聖司(3年)の21年シーズンからの加入が内定したことを発表した。

 堤は大分中出身で、昨夏のインターハイ初戦で2ゴール。大分高の選手権出場にも貢献している177cmの万能型ストライカーだ。大分の小野正和監督が「運んで前に行く力は凄くありますね」という推進力あるドリブルと、鋭い抜け出し、得点能力の高さは九州の高校生FWでもトップクラス。本人も「1-1の部分だったら剥がせる自信がある」と言うように、DFを剥がしてゴールを決め切る力がある。

「(大分高では)自分が決めないとチームの流れも良くならないと思うし、そういう意味でも自分が決めてチームに貢献できればベストかなと思います。ゴール前での得点感覚というのは結構あるんで、こういう場面では打ったら入るだろうという感覚があります」。チームのために戦う姿勢も備えた好選手だ。

 昨年度の選手権で同大会3位・矢板中央高(栃木)のDFに当たり負けしたことから、肉体強化を徹底。小野監督も「ずっと体幹とかも朝来て自主練でやっていますし、自分でYou Tubeを見て動き方とか研究している。最近はFKの方も力を入れています」というように、成長への意欲が強い。その堤は今年、身体を一回り大きくすることに成功し、ポストプレーや空中戦でも強さを発揮している。

 元々、本人はプロ志望。九州で開催された合同セレクションでも注目されたようだ。福島も堤を高評価。9月の「2020九州・山口ブロックリーグ(BL)U-18」に牛島真諭強化担当兼スカウト(福島の提携クラブである湘南と福島のスカウトグループリーダー)が訪れていたが、堤はルーテル学院高(熊本)戦でハットトリックを達成するなどアピールしていた。

 昨年は九州屈指の司令塔だった大分高MF重見柾斗(現福岡大)が、湘南から関心を寄せられており、湘南・福島の強化担当者が堤の成長も確認していた可能性は高い。また、小野監督は「(戦術として)ウチの三角形とか、ひし形のところ(の動き)をやっているので、そこが福島さん(のボールを大事にするスタイル)に合うというのが要因だと思う」と分析する。

 福島はスタジアムのJ2基準を満たしていないものの、“ステップアップクラブ”を目指して有望な若手の獲得、育成を続けている。伸びしろも大きい堤が福島で経験を重ね、結果を残せば湘南や地元・大分などのJ1クラブにステップアップする可能性は十分にあるだろう。

 堤が参考にしている選手はJ1の得点ランキング首位を独走している柏FWオルンガ。「裏抜けも、ボールキープも、何をやってもすごい選手なので、You Tubeも良く見ています」と語っていた。チームの勝利を最優先にしながら、ゴールを狙い続ける注目ストライカー。選手権、そして福島で活躍し、階段を登り続ける。

(取材・文 吉田太郎)
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