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ビジャレアルが逆転勝利でEL2連勝! 久保建英は左で先発も途中交代後に18歳MFが初ゴール含む活躍

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ビジャレアルMF久保建英

[10.29 ELグループI第2節 カラバフ1-3ビジャレアル]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)は29日、グループリーグ第2節を行い、MF久保建英所属のc(スペイン)はカラバフに3-1で逆転勝利した。久保は左ウイングで先発したがゴールに絡むことはできず、ようやく攻撃の起点となり始めた後半30分に途中交代となった。

 カラバフのホームタウン一帯は紛争地域となっているため、この一戦はトルコのイスタンブールで開催。ELデビュー戦のグループリーグ第1節シバススポル戦で、初先発ながら1ゴール2アシストの大活躍を見せていた久保は2試合連続(直前のリーグ戦も含めると3試合連続)のスタメン入りとなった。

 前半は両チームとも見せ場がつくれない中、久保も不慣れな左サイドで攻守ともに存在感希薄。それでも前半30分、中央に絞ってボールを受けると果敢にドリブルで仕掛けて相手のファウルを誘い、ゴール正面の良い位置でFKを獲得した。キッカーの位置には久保も立ったが、右利きのMF{{マヌ・トリゲロスがシュート。ゴール左上隅を突くもGKの好セーブに遭った。

 後半は久保が徐々に存在感を見せ始め、高い位置で攻撃の起点として機能。8分にはFWサミュエル・チュクウェゼのカットインシュートの際にゴール前に飛び込み、GKがこぼしたボールにもう少しで詰められそうなチャンスもあった。それでも連戦の影響か、徐々に攻撃が形になっていた30分にFWパコ・アルカセルとの交代でピッチを退いた。

 試合はそこから動いた。まずは33分、カラバフはMFパトリック・アンドラーデの意表を突いたループパスからFWオウス・クワベナが決めて先制。それでもビジャレアルは35分、久保が下がった左ウイングに入っていた18歳のMFイェレミ・ピノが強烈なカットインシュートを突き刺し、すぐさま同点に追いついた。2002年生まれで世代別スペイン代表のピノはこれがプロ初ゴールとなった。

 さらにビジャレアルは後半39分、ピノの斜めのパスからチュクウェゼがニアゾーンで相手との競り合いを制して収め、折り返しにP・アルカセルが合わせて勝ち越し。アディショナルタイムにはP・アルカセルがこの日2点目となるPKを決め、今大会初のアウェーゲームを逆転勝利で飾った。ビジャレアルは2連勝でグループ首位に立っている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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