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憲剛引退発表から2日、川崎F完敗で連勝ストップ「絶対に負けられないと…」

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[11.3 J1第26節 川崎F0-2札幌 等々力]

 中村憲剛の引退発表から2日後、川崎フロンターレの連勝が止まった。8月23日の第12節名古屋戦(●0-1)以来、14試合ぶりとなる今季2敗目。ホーム等々力陸上競技場で今季リーグ戦初黒星を喫し、連勝記録は「12」でストップした。

 前半から主導権を握られ、マンツーマン気味の守備と前線からの激しいプレスに川崎Fらしさを封じられた。なかなかボールを保持できず、ミスも連発。後半開始にMF三笘薫とMF田中碧を投入したものの、ハイプレスを継続する札幌に中盤でボールを奪われ、カウンターから2失点。後半25分には中村を含む3枚替えで反攻に出たが、ゴールは遠かった。

 フロンターレ一筋18年のレジェンド、中村憲剛が2日前に今季限りでの現役引退を発表した。電撃発表の影響を聞かれ、DF山根視来は「少なからず気持ちの動きはありましたが、憲剛さんが引退発表した後で絶対に負けられないと、みんな思っていたと思う」と吐露。鬼木達監督は「体を動かすのは頭で、そこにフレッシュさがなかった。人間なので多少(影響が)あったのかもしれない」と話した。

 FWレアンドロ・ダミアンは「偉大な選手の引退は残念。彼の引退はクラブにとっても大きなことだが、試合に影響したかは別問題。自分たちのやるべきことができなかっただけ」と完敗を受け止めた。それでも、首位独走の構図は変わらない。次戦は14日の鹿島戦。山根は「期間が空くのでリフレッシュして、また強い川崎を見せていきたい」と切り替えた。

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