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「チームを掌握しろ」マンU元主将ファーディナンド、現主将マグワイアのリーダーシップに疑問

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ファーディナンド氏がDFハリー・マグワイアにアドバイス

 マンチェスター・ユナイテッド元主将のリオ・ファーディナンド氏が、現主将のDFハリー・マグワイアにアドバイスを送った。

 1日に本拠地オールド・トラフォードで行われたプレミアリーグ第7節アーセナル戦で、0-1と敗れたユナイテッド。現在、勝ち点7で15位に低迷し、今季はホーム4試合で1分3敗と苦しい状況が続いている。

 また、アーセナル戦でのパフォーマンスには、OBのロイ・キーン氏が「どこから始めればいいんだ? エネルギーの欠如、情熱の欠如、そしてクオリティの欠如。それが本当に心配だよ。この選手たちには納得ができない。リーダーがいないんだ」と酷評。批判の声が相次いでいる。

 そんな中、主将として数々のタイトルをもたらしたファーディナンド氏が、自身のYoutubeチャンネル『Rio Ferdinand Presents FIVE』で現在のチームに言及。慢心があった可能性を指摘した。

「我々は明らかにある部分で自信を失っている。ミッドウィークには自信を取り戻したが(対ライプツィヒ戦で5-0勝利)、選手たちは自信過剰になっていたのだろうか?」

「ハリー・マグワイアの試合後のコメントを見たよ。お互いを褒め合いすぎていたのかもしれないとね。チームを掌握しないと。彼はキャプテンなんだから」

 そしてマグワイアに対し、インスピレーションを得るためにも過去の主将たちの姿を振り返ってみた方が良いと助言を送った。

「彼が輪の中に入って『みんな聞いてくれ』と言ってくれることを願う。『俺たちはまだ未完成で、やるべきことがある。もっとできる。気を引き締めろ』とね」

「それが続いているかはわからないよ。でもマン・ユナイテッドにはロッカールームにリーダーがいて、1対1でもグループの前でも説教する人間がいたんだ。脇に呼び出して少し話をして、選手たちが自分の試合に集中できるようにしていたんだ」

「ナニをよく覚えているよ。私はほぼ話したことなかった。二言、三言だけだったね。『ゴールとアシスト』『枠内シュートを打て』とね。そして、ドカンだ。言葉のエッセイは必要ない。時には短く、鋭く、パンチの効いた小さなもので良い」

「マネジメントチームが対処するものではない。時にはドレッシングルームの選手たちが立ち上がり、みんなに訴えかける必要がある」

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