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レオナルドSD、カバーニとチアゴ・シウバの退団に「我々が間違っていた可能性もあるが…」

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 パリSGのスポーツディレクターを務めるレオナルド氏が、昨季限りで退団したチアゴ・シウバとエディンソン・カバーニについて語った。

 昨季にクラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)決勝に到達しながら惜しくも優勝を逃したPSG。昨季終了後には、8シーズンにわたって在籍したチアゴ・シウバと、同じく7年間所属したカバーニが契約満了により退団した。

 2選手の退団について改めて触れたレオナルド氏は、「クラブと彼らとの結びつきは非常に強固だったので複雑な気持ちだ。チアゴ・シウバは世界最高のディフェンダーとしてここに来たし、ミラン時代には私の教え子でもあった。彼らが望んだものを手にさせてあげることができなかった時期となってしまったのかもしれない」と語り、退団に至った決断については以下のように続けた。

「財政面のこともあるし、世代交代に向けてということもあった。これらは簡単な決定ではなかった。我々が間違いを犯したことにもなり得るし、裏切りにもなり得た。でも、我々は決断して前に進まなければならなかった。チームのサイクルを回すためにこれらを決断していかなくてはならないんだ」

 なお、チェルシーに加入したチアゴ・シウバは徐々にチームに慣れ、10月にはプレミアリーグ月間最優秀選手候補に選出。マンチェスター・ユナイテッド入りしたカバーニも7日のエバートン戦で移籍後初ゴールを記録するなど、新天地でまずまずのスタートを切っている。

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