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日本vsパナマ 試合後の森保一監督会見要旨

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 パナマ代表と対戦した日本代表森保一監督が試合後、オンライン会見を行った。

 以下、試合後の森保一監督会見要旨
森保一監督
—MF遠藤航の投入は効果的だったが、狙いと変化は?
「試合の流れも見ながらですが、45分で投入するのは元々のプランだった。前半なかなかボールを動かせない中、彼がDFラインからあるいはサイドからボールを受けて起点になってくれた。バランスの部分でもチームとして整理されてセカンドボールを拾ったり球際の部分で、選手たちの全体の良さが出せるようになったかなと思っています」

—前半の入りは慎重だったが、指示があったのか?最後の15分、相手が少なくなってチャンスもあって決めたい部分もあったと思うが、評価は?
「入りの15分、選手たちはアグレッシブにプレーしようとしてくれたと思う。守備は球際の部分、攻撃は前からボールを動かしながらチャンスを作っていくことはやろうとしてくれていたとは思うが、まずは基本的に4バックでやっている中で3バックのシステムにトライしてくれたこと。コートジボワール戦から選手を大幅に入れ替えてプレーしたことで、お互いにプレーの選択を確認しながら試合が進んでいったのかなと思う。気持ちの部分ではアグレッシブさを持ってくれていたと思う。

 パスミスがあったり、合わないところがあったりしたので少し慎重に動かすというのが出てきたと思うが、合わない中でもトライをし続けてくれて、時間を追うごとに相手陣内に攻め込んで我々がコントロールして試合を進められるようになった。最後の15分は1-0でリードしていて、相手は1人少ない中、少なくないにしても前がかりに来る中で、カウンターの攻撃というチャンスは作れるかなという中で、やはり2点目、3点目を決めて試合を決めないといけなかった。そこが今日の試合の課題の一つかなと思います」

—前後半の変化が大きかった。遠藤の投入以外にハーフタイムの指示は?どのような変化をつけたのか。
「まずは遠藤が代わりに入って彼の特長が生きてチームの流れが良くなったが、前半からもDFラインのところではある程度ボールが持ち出せるようになっていたので、よりボールを動かしながら前線にボールをつけていく部分、シャドーに入った時に前半は受けた後、周りとの連携連動の部分でプレーがうまくつながらなかったところがある。前線に入った時に意思疎通をはっきりしてゴールに向かうということはハーフタイムに選手たちに伝えました。(ほかには?)自分たちが勇気を持ってトライをし続けていこうと話しました」

—選手起用の人選、組み合わせによって内容が変わっている。選手たちに臨機応変な対応を任せるところも多いと思うが、監督は課題をどう捉えるか。
「合わないからこそ選手にはプレーする機会を持ってもらって全体を合わせる。選手にはプレーのチャレンジということ伝えていますが、私は監督としてチームづくりする中で、経験のある選手を起用することも大切だとは思うが、チーム全体の力をつけるためには経験の浅い選手に出場の機会を得てもらい、強い相手と戦う中で周りと合わせていく。経験をしてきた選手たちと合わせていくことで、若い選手たちが力をつけていくと思うし、チームとしても全体的な底上げになっていくのかなと思う。合わないから“お前はダメだ”ではなく、できないことをできるようにするために練習して、チャレンジしていくということを選手たちは前向きにやってくれている。“ダメ”をできるようにするためにどうトライするか、選手たちは前向きにやってくれていると思う。選手たちにピッチ上でトライしてもらう場を作るために選手起用をするのが私のチャレンジかなと思います」

—縦に一発で通す形が多かったが、流れを見てそうなったのか。裏抜けのFWが多くてこうなったのか。
「基礎トレーニングの中では組み立ての練習という部分で、どう相手のゴールに向かっていくかというトレーニング入れている中で優先順位として、まずはボールを奪ってすぐに仕掛けられたら速攻仕掛ける。マイボールを大切にしようということは選手に伝えているし、トレーニングもやっている。相手の背後を取れる場面でチャンスができると思った時には、マイボールを大切にしながらも相手の背後を取っていくということは優先順位で大事なので、そういう判断をしてほしいというのはトレーニングの中でもやっている」

—それは今までもやってきたこと?
「トレーニングの内容としては大きく変えていない。ただ同じトレーニングをしていても直近の試合、直近の活動の成果と課題という部分で働きかけるポイントが変わってくるということはあると思いますが、基本系にはベースをいかにしっかり発揮できるかが大切になる。オプションはたくさん持ちたいが、選手たちは一旦所属チームに帰って、所属チームのコンセプトや求められる役割の中でプレーしてまた代表に帰っていくる。そのギャップを修正するためにベースの部分をトレーニングに入れていかなくてはならないと思っています」

—10月に招集されなかった、出場しなかった選手、板倉滉橋本拳人三好康児浅野拓磨の評価は。
「板倉はフローニンゲンでずっと出続けているので代表でも十分できるかなと思っていた。より相手が嫌がるプレーの選択という部分では彼の持っているものはもっともっと発揮できるかなと思うが、きょうDFラインで一緒に戦った吉田麻也の経験値等々をゲームの中で感じたり吸収したりしながら、成長につながるプレーができたのかなと思う。実際に無失点に貢献して戦ってくれた。彼のプレーを発揮してくれたかなと思う。

 橋本は所属チームでは一個前のポジションなので少し戸惑いはあったと思うが、積極的に自分の良さを出そうと、チームの中で前向きにトライするところではよくチャレンジしてくれた。代表の中で機能するために修正改善するところは彼に伝えていきたい。今後にさらに期待していきたい。

 三好は十分彼の持っている攻撃の部分で、起点になるチャンスメイクという部分では力を発揮してくれたかなと思うが、もっとプレーの判断のスピードを上げたり、相手が嫌がる攻撃をする部分、最後試合を仕留める部分で決定力はまだまだ上げてもらいたい。十分やれるというところは今日の試合で見せてくれた。

 浅野は10人になる前に相手が前がかりになる中で、スピードを生かして試合の流れの中で最適なプレーをチームの中で選択して、彼が裏に抜け出して決定的なチャンスを作ることができた。彼の特長は十分生かせたと思う。所属チームで複数のポジションでプレーする中で、攻撃の良さは今日の試合でもチームでやっていることを発揮してくれた。彼も三好と同じで仕留められるチャンスがあったので、少ないチャンスでもチームがよりいい戦いができるように仕留める部分でさらに期待したい」

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