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原口元気との延長交渉が保留に…ハノーファー会長「サッカー市場がどうなるか予想できない」

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ハノーファーMF原口元気

 ブンデスリーガ2部ハノーファーは、日本代表MF原口元気との契約延長交渉をしばらく差し控えるようだ。クラブのマルティン・キンド会長が認めた。

 2018年夏に加入した原口は昨シーズン途中に現指揮官のケナン・コジャク監督が就任し、トップ下での起用が増えてからハノーファーの攻撃で大きな存在感を発揮。今シーズンもリーグ戦7試合に出場し、1ゴール4アシストと結果を出しており、クラブは以前から契約が2021年までとなっているDFティモ・ヒューバースとともに延長に動いているとされていた。

 しかし、ハノーファーはコロナ禍の影響による不安定な状況を理由に、2人との交渉を保留することを決断。キンド会長は『シュポルトバザー』でそれぞれの交渉の状況について「我々は急がないつもりだ。誰もサッカー市場が今後どうなるのか予想できない。契約に関しては現時点、弁解的な構えをとりながら交渉に臨まなければいけなかったが、我々はそれを望まなかった」と説明した。

 また『ビルト』によれば、原口側との交渉は実はまだ開始していなかったとのこと。「ヒューバースも原口もサラリーの大きな減少は検討すらしないだろう」と予想する同紙は後者については「日本人選手はいずれにしてもしばらくは様子を見たいようだ」と伝え、来夏以降の去就に関しては未定だという。現在29歳の原口は今シーズンのチームのパフォーマンス次第で、移籍の可能性も視野に入れるのだろうか。

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