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ベルギー代表指揮官、ファイナルフォー進出でライバルを警戒「超一流の代表チームばかり」

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 ベルギー代表指揮官が、UEFAネーションズリーグのファイナルフォー進出に安堵の表情を浮かべた。

 現地時間18日、ネーションズリーグのグループリーグ第6節、ベルギーvsデンマークは開始3分にベルギーは先制するも18分に1-1となる。ここからロメル・ルカクの2ゴールの活躍もあり、ベルギーがデンマークを突き放して4-2でフルタイムを迎えた。

 デンマークに敗れた場合、ひっくり返されて2位転落の可能性を残していたベルギー。指揮官ロベルト・マルティネスは大一番での戦いに「いつものような冷静さを欠いた時間もあった」と振り返った。

「前半早々に先行したこともあり、浮き足立った時間があった。その時、勝ち上がりのことが頭にあり、いつものような落ち着きを欠いたかもしれない。結果的に4ゴールを決めたが、簡単なゲームではなかったね」

「それでも後半からはある程度手応えのある試合運びができたと自負している。自陣深くからのビルドアップで起こった間違い(ティボー・クルトワがナセル・シャドリからのバックパス処理をミスし、86分に失点した)も散見されたが、選手たちはリスクと向き合いながらプレーしてくれた」

 ベルギー指揮官は「クオリティがなければ勝ち上がることはできない。このコンペティションでは、他にスペイン、イタリア、フランスが勝ち上がった。ファイナルフォーは超一流の代表が集う場であり、ライバルはビッグタイトルを手にしてきた相手ばかりだ。あと2試合でトップが決まる。激しい戦いになることは必然だろう」と続け、2021年10月に予定されている準決勝に照準を定めた。

 ネーションズリーグ準決勝の組み合わせ抽選会は12月3日に行われる。
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