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出場機会掴めぬ南野拓実…クロップが理由を説明「シンプルに競争。彼の時間は来る」

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FW南野拓実ユルゲン・クロップ監督

 リバプールユルゲン・クロップ監督が、日本代表FW南野拓実について言及した。

 今季はリバプール加入後初のフルシーズンとなった南野。リーグ開幕前のコミュニティーシールドやリーグ杯ではゴールを決めているものの、プレミアリーグでの先発は1度もなし。最近では新加入ディオゴ・ジョタの大活躍を受けてさらに出番が減少し、第8節マンチェスター・シティ戦(1-1)ではベンチ外となっている。

 離脱者が相次ぐ中でも出番をなかなか掴めない南野について、チャンピオンズリーグのアタランタ戦前会見でクロップ監督が言及。「フォームを崩しているわけではない」とし、激しいポジション争いが原因であると語った。

「タキは良くトレーニングしている。例えば、昨日の彼は別格だった」

「ただ、力強いチームがある。特に攻撃陣はね――神に感謝しないと。他のポジションで同じような問題はないよ。このチームに入るのは難しい。そういうことだ」

「だが、フォームを崩しているわけではない。シンプルに競争だ。タキは素晴らしい男で、偉大な選手。この挑戦に立ち向かうだろう。彼の時は来る。それは間違いない」

 また一方で、プレミアリーグ第9節レスター戦(3-0)で今季2ゴール目を挙げたロベルト・フィルミーノにも言及。「ボビーにとってゴールは重要だった」とし、ゴール以外での貢献も強調している。

「フットボールチームはオーケストラのようなもの。楽器ごとに違う人間がいる。中にはほかの人よりも大きな声を出す人もいるが、リズムを作る上では重要な存在なんだ」

「ボビーは我々のオーケストラで12個もの楽器を演奏しているようなものだよ! 我々のリズムを作る重要な存在。彼がいなくても演奏は可能だが、ピッチにはいて欲しいと思っている。本当に素晴らしいよ」

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