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崖っぷちのレアル、“ジダン支持派”発案で決起集会

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レアルが決起集会か

 レアル・マドリーの選手たちが3日朝に練習場に集まり、来週のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のボルシアMG戦に向けて、決死集会を行ったようだ。スペイン『アス』が報じている。

 レアルは1日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第5節でシャフタール(ウクライナ)に0-2の完封負けを喫し、3位に転落。クラブ史上初となるグループリーグ敗退の危機に瀕し、ジネディーヌ・ジダン監督解任の可能性も浮上している。

『アス』の調査によると、キャプテンのDFセルヒオ・ラモスが決起集会を発案し、チームメイトに「年末に向けて気合を入れ直す」ことを呼びかけたという。

「欧州CLの予選突破まであと1勝だ。僕らは自分たちを信じているし、すべてを捧げなければならない。これがレアル・マドリーだよ、諸君。これまでも団結して、より悪い状況を突破してきた」

 一方、普段はあまり喋らないMFルカ・モドリッチも「団結して、次の数試合に勝たなければならない。僕らならできる」とチームメイトたちに言い聞かせたようだ。

 ジダン監督はここに参加していないが、この決起集会の様子から、ジダンは主要な選手層の支持を得ていることが分かると『アス』は指摘。ロッカールームの中核グループにはS・ラモスやモドリッチ、DFマルセロといった選手がいる。話し合いのあと、選手たちはフロレンティーノ・ペレス会長とともに公式のチーム写真を撮影している。

 なお、『アス』はMFイスコやFWマリアーノ・ディアスといった選手は、ジダンに対して別の感情を抱いていると見ているようだ。

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